Works(作品等) |
No. | 作品名, 発表者, 作品分類, 発表年月, URL, 発表内容
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1 | リレーショナル・レスビジブルズ(ドアノブ、醤油差し), 白石晃一, 立体, 2023年06月09日 - 2023年06月09日, http://www.plus1art.jp/Ja_+1/+1Current.html, 手にとる」という展覧会テーマをいただき、2020年コロナ禍において、あらゆるものに触れるという行為が敬遠されたことを思い出しました。また、某回転寿司店で、醤油差しを舐める投稿動画が引き起こした炎上騒ぎも、触れるという行為にまつわる話のように思えます。
今回制作した作品は、この二つの出来事からピックアップした、「ドアノブ」と「醤油差し」をモチーフとして、寒天培地を素材に彫刻を制作することで、ヒトの表皮常在菌を作品に映し取るということを試みています。
この着想に至った経緯として、”Global City Sampling Day”という、世界中で同日に公共交通機関の表面(手すりやベンチ、フロアなど)のDNA、RNA、細菌サンプルを採取し、メタゲノム解析することで、各都市のマイクロバイオーム(微生物のコミュニティ)をマップ化するというプロジェクト参加した経験が起点となりました。
触れるという行為を可視化することで、「見えなかった」または「見ないようにしていた」関係性を考え直すきっかけとして作用できればと考えています。
*本作品は、触れた方の表皮常在菌が作品の一部となります。
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2 | echoes, 白石晃一, 日野浩志郎, 立体, 2022年12月01日 - 2022年12月01日, https://www.metro.ne.jp/news/2022/11/26/specter/, 本作品は2022年シアターピースとして制作された《GEIST》から、公演に使用された楽器“水ドラ”をアートピースとして再構成したものです。
銅鑼は水で満たされた水槽の中を緩やかに昇降し、裏面につけられた接触マイクによって周囲の微かな音を拾い、エフェクターを経由して振動スピーカによってフィードバックされます。発生したうなりは共振点の変化により増幅と減衰を繰り返し、残響(echo)として音像を立ち上がらせます。
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3 | Flowable Stockpile water, 白石晃一, 芸術活動, 2021年03月14日 - 2021年03月14日, https://engineinthewater.tumblr.com/post/645555461800771585/h2o2031, 國府理「水中エンジン」再制作プロジェクトでは、未来の水中エンジン再稼働に向けて、水を保管していただける方を募集しています。水中エンジンの稼働に必要な水750ℓ分を、500㎖入りペットボトル1500本として配布します。この備蓄水は5年間の賞味期限内であれば、保管者が災害などの危機に見舞われた場合に飲用していただくことができます。• 配布期間:2021年3月14日(日)〜(配布終了まで)
• 配布場所:京都市京セラ美術館 「平成美術」展 会場特設ミュージアムショップ (2021年4月11日まで)
• 回収日時:2031年5月4日(日・みどりの日)
• 回収場所:平安神宮前 岡崎公園(京都市左京区)
* 備蓄水を受け取られた方は、こちらのフォームから保管者の登録にご協力ください。https://forms.gle/6wSrzD6Fyo8yz5E26
* 保管期間中に飲用水等として使用された場合、ペットボトルをその他用途に使われた場合は、代替品に水道水を入れて回収日時に持参してください。
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4 | アウト、セーフ、フレーム, 中川裕貴, 芸術活動, 2020年07月31日 - 2020年08月02日, https://rohmtheatrekyoto.jp/event/59027/, チェロを使用した作曲/演奏/演出活動を行う中川裕貴による新作コンサートを開催します。このコンサートでは、演奏という行為、そこから生まれる音、そして音が放たれる場所について思考/試行を続けてきた中川による、音楽コンサート/ホールの中でしか成し得ない新しい「作曲作品」を上演します。
本作では、チェロの自動演奏部分のハードウェアとソフトウェアを担当
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5 | Seed of Life | 生命の実, 京都造形芸術大学 ULTRA FACTORY × 株式会社 SeedBank, その他, 2020年03月21日 - 2020年03月29日, https://kyoto-steam.com/, 「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」は、「KYOTO CULTIVATES PROJECT」の理念(京都は耕す、育む、磨く)を体現し、京都賞が先駆的に示してきた人類の未来への願いとも共鳴した、アート×サイエンス・テクノロジーをテーマに開催する新しい文化・芸術の祭典。
ヤノベケンジ氏の彫刻作品内に投影するプロジェクションマッピングの技術面の開発と会場構成を担当
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6 | Visionaries of the Kaleidoscope, Asa+Yu, 立体, 2018年06月01日 - 2018年09月21日, http://asa-yu.com/, 若手建築家のユニットの作品"Visionaries of the Kaleidoscope"の機構部分と制御ソフトを設計・制作。展示空間の演出アドバイスなども。
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出展・上演等 |
No. | 展示会等の名称, 主催者, 企画区分, 発表年月, 概要
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1 | レパートリーの創造 高谷史郎「Tangent」, ロームシアター京都、Kanuti Gildi SAAL、欧州文化首都タルトゥ2024(エストニア)、ヴェネチア・ダンス・ビエンナー、, 美術館・劇場, 2024年02月09日 - 2024年02月09日, 高谷史郎(ダムタイプ)による8年ぶりの新作舞台作品
ダムタイプのコアメンバーとして活躍し、パフォーマンスシーンに新たな可能性を開拓したメディア・アーティスト高谷史郎。ロームシアター京都が2017年度から取り組んでいるシリーズ「レパートリーの創造」で、満を持しての新作を発表します。
高谷史郎個人名義でのパフォーミングアーツ作品としては、「ST/LL」(2015年初演)以来の待望の新作となります。 「Liminal Space(リミナルスペース)」と称した、「日常の中の非日常」「2つの相反する要素が両立している奇妙な空間」を作品テーマの中心に据えて創作を行います。芸術と科学、そしてそれらとテクノロジーの関係をベースとしながら、美術と舞台芸術のボーダーを軽やかに超えた、静謐で美しくかつドラマティックな舞台芸術作品が誕生します。
総合ディレクション:
高谷史郎
照明:
吉本有輝子
プロジェクト・メンバー:
濱哲史、古舘健、白石晃一、細井美裕、南琢也
舞台監督:
大鹿展明
マネジメント:
高谷桜子
音楽:
坂本龍一
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2 | 小宮太郎と彦坂敏昭「地面カルチャー」 ハプニング 『 🐜の観察』, 白石晃一, その他, 2023年10月28日 - 2023年10月28日, 去る2023年12月26日、クリスマス過ぎのド年末に彦坂さんに召喚され、「地面カルチャー」のイベントの一つとして、「🐜の観察」を行いました。当然ですが、ただ🐜を観察するのではなく、ヘルメットに付けられた小型プロジェクターを通して、事前に撮影していた🐜の動画を地面に這いつくばりながら、眼前に投影し観察するというパフォーマンス作品です。
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3 | 新・用の美展 – 用をあらため美にかえる, 服部滋樹, ミヤケマイ, 白石晃一, 中家寿之, 画廊, 2022年03月01日 - 2022年03月06日, 2021年5月にスタートを切った「新・用の美プロジェクト」は、「民藝」のリサーチ、生活の中で「美」を感じる心理的な要件や文化性など考察から、京都の伝統工芸の工房、デジタルファブリケーションなど現代のテクノロジーを利用したものづくり、その融合の実践を行う場でのフィールドワークを行ってきました。 そのなかで得た、これまでの工芸における「用」をあらため、新たな「用」や「美」を生み出しながら、使い手のなかで成長するようなものもありうるのではないかという批判的視点から、本展では「空間」「時間」「機能」「見方」の4つの指向性を用いて新たな用の美、あるいは様式を生み出すことを試みました。 本展が「美」や「用」をめぐる新しいプラットフォームとなり、そこから未来シナリオを描くような提案となれば幸いです。
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4 | 「新・用の美展 用をあらため、美にかえる (NEW) NORMAL ART」, 服部滋樹, ミヤケマイ, 白石晃一, 中家寿之, 画廊, 2021年11月10日 - 2021年12月17日, 京都芸術大学では、現代の「美」を探るプラットフォームとして、学生とクリエイターチームとともに「新・用の美プロジェクト」を立ち上げました。産業革命という社会的パラダイムシフトを受けて、西洋で起きたウイリアム・モリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」、それを受けた柳宗悦による「民藝運動」が日本で起こり、「美」における新しい発見がなされたように、コロナ禍で変化し困窮する今だからこそ、これからのわたしたちの暮らしが求める新しい美のかたち、用の機能の可能性を探ることが重要であると考えます。
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5 | 京都芸術大学教員展「For the next decade ― 少し未来の芸術の未来 ―」, ギャルリ・オーブ運営委員会, 美術館・劇場, 2021年05月10日 - 2021年05月20日, ギャルリ・オーブ運営委員会が企画した本展覧会では「これからの10年を考える」という共通の動機によって、4つのテーマが共振します。
時代が進み、大学も、ここに勤める教職員も経年変化を重ねる一方で、毎年、更新され続ける「学生」はいつも若い魂を躍らせ、意気揚揚と自分の未来を語り、芸術と共生する情熱を絶えず謳いあげます。本展覧会では、そのような学生とこれから先の10年を伴走する教員4名が展示ディレクターとなり、それぞれ設定したテーマに沿って近年着任の専任教員をフィーチャーし、ディレクター自身もアーティストとして加わって展示空間をつくりあげました。
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6 | 平成美術:うたかたと瓦礫デブリ 1989–2019, 平成美術展実行委員会, 美術館・劇場, 2021年01月23日 - 2021年04月11日, 京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」では、1980年代後半より現代美術について鋭い批評活動を継続的に行なっている美術評論家の椹木野衣を企画・監修に迎え、独自の視点で選定したアーティストたちによる集合的活動にフォーカスした平成年間(1989–2019年)の美術を振り返る展覧会を開催します。
「うたかた」と「瓦礫(デブリ)」をキーワードに、経済的な停滞と未曾有の災害に繰り返し見舞われた平成の時代を、椹木の視点にもとづきアーティストたちがどのように時代と状況に応答してきたかを探ります。
國府理水中エンジン再制作プロジェクトとして出展
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7 | Maker Fair Kyoto, ファブラボ北加賀屋(白石), 協会・団体, 2019年05月04日 - 2019年05月06日, けいはんなオープンイノベーションセンターにて開かれた、Maker Fair Kyotoに主宰する団体で活動報告を行う
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8 | Visionaries of the Kaleidoscope, 白石晃一, 持込(自主) , 2018年09月10日 - 2018年09月21日, 若手建築家ユニットAsa+Yuの個展において、新作の機構設計・制御ソフトのスーパーバイザーとして参加。
https://vimeo.com/293148475
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社会貢献活動 |
No. | タイトル, 主催者・発行元, イベント・番組・新聞雑誌名, 年月日
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1 | 修復・再制作プロジェクトにエンジニアとして関わった3人による対談, 一般財団法人 ニッシャ印刷文化振興財団, AMeeT, 2019年07月22日 - 2019年11月27日
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2 | Global City Sampling Day, MetaSUB, , 2019年06月26日 - 2019年06月26日
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3 | 対話型集会での講演, 豊中市, とよなかおしごと部, 2018年09月27日 - 2018年09月27日
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4 | 対話型集会の企画・開催, ファブラボ北加賀屋, Fab Foo Kansai Beyond, 2018年09月21日 - 2018年09月21日
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