Works(作品等) |
No. | 作品名, 発表者, 作品分類, 発表年月, URL, 発表内容
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1 | 仮想日月山水図_e5a4a7e7a59ee7a59ee7a4be_0321/0923_2023, 岩泉慧, 平面, 2024年09月06日 - 現在, , パネルに綿布張り エフェクト顔料、グラファイト、アートグルー、ウレタン塗料、エポキシ樹脂
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2 | 仮想日月山水図, 岩泉慧, 平面, 2024年09月06日 - 現在, , 木枠にグラスオーガンジー、エフェクト顔料、アクリル板、 クリスタルジェルメディウム、墨
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3 | Simulation's Weather 12232023, 岩泉慧, 平面, 2024年03月26日 - 現在, , パネルにキャンバス
ヴィトラーユ、エフェクト顔料、グラファイト、
エポキシ樹脂、錫箔
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4 | Boundary of different branches I_β, 岩泉慧, 平面, 2024年03月26日 - 現在, , 木枠にグラスオーガンジー 光学素材 エフェクト顔料
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5 | Boundary of different branches I_α, 岩泉慧, 平面, 2024年03月26日 - 現在, , 木枠にグラスオーガンジー 光学素材 エフェクト顔料
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6 | Boundary of different branches I_γ, 岩泉慧, 平面, 2024年03月26日 - 現在, , 木枠にグラスオーガンジー 光学素材 エフェクト顔料
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7 | Boundary of different branches I_Δ, 岩泉慧, 平面, 2024年03月26日 - 現在, , 木枠にグラスオーガンジー 光学素材
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8 | Simulation's Weather 02292023, 岩泉慧, 平面, 2024年03月26日 - 現在, , パネルにキャンバス
ヴィトラーユ、エフェクト顔料、グラファイト、
エポキシ樹脂、錫箔
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9 | Shape Of Water Ⅰ/β, 岩泉慧, 立体, 2023年01月04日 - 現在, , パネルにキャンバス、膠、水晶末、方解末、エフェクト顔料、アクリル板、クリスタルメディウム
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10 | Shape Of Water Ⅲ α, 岩泉慧, 平面, 2023年01月04日 - 現在, , パネルにキャンバス、膠、水晶末、方解末、エフェクト顔料、アクリル板、クリスタルメディウム
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11 | Shape Of Water Ⅳ α, 岩泉慧, 平面, 2023年01月04日 - 現在, , パネルにキャンバス、膠、水晶末、方解末、エフェクト顔料、アクリル板、クリスタルメディウム
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12 | Shape Of Water Ⅰ/α, 岩泉慧, 立体, 2023年01月04日 - 現在, , パネルにキャンバス、膠、水晶末、方解末、エフェクト顔料、アクリル板、クリスタルメディウム
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13 | 神域山水- 花の窟-2021/10/25-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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14 | 神域山水- 熊野本宮-2021/10/24-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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15 | 神域山水- 神倉神社-2021/10/24-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 泥 光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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16 | 神域山水- 玉置神社-2021/10/24-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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17 | 神域山水- 速玉大社-2021/10/25-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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18 | 神域山水- 那智の滝-2021/10/24-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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19 | 神域山水- 那智の滝 2021/10/25, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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20 | かはだれそ、だれそかれ 2022, 岩泉慧, 立体, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 黄昏時。それは夜明け前もしくは夕 の時を表す 葉。その 源は「 そ彼」に始まり、
夕 の時を表せし 葉であり、夜明けを指す 葉は「彼は そ」に始まり、後に「かはた
れどき」と呼ばれる。
古来、この二つの時は人、神、獣、魔、霊との世界が入り乱れるとされた時 や空 を
した時 帯とされた。
決して交わることのない二つの時空の図像が向かい合う空 は果たして何処に属するので
あろうか。そしてその空 で映し出されしは実像かそれとも虚像か…
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21 | 新約 日月山水図2021- 立夏-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2021年の立夏に流転した気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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22 | 神奈備Halo 33.9259168,135.831679, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
オーロラリフレクター 蓄光顔料
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23 | 神奈備Halo 33.722199, 135.982721, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
オーロラリフレクター 蓄光顔料
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24 | 神奈備Halo 33.834412, 135.774373, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
オーロラリフレクター 蓄光顔料
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25 | 神奈備 Halo 34.32071"N,135.52'00.1"E, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
オーロラリフレクター 蓄光顔料
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26 | 神域山水-大神神社-2023/3/21-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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27 | 神域山水- 大斎原-2021/10/24-, 岩泉慧, 平面, 2022年03月09日 - 2022年03月13日, , 木枠にグラスオーガンジー
墨 エフェクト顔料 金泥 蓄光顔料
神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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28 | 新約:日月円相図【春分】, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年の気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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29 | 新約:日月円相図【秋分】, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年の気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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30 | 新約:日月円相図【冬至】, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年の気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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31 | 新約:日月円相図【夏至】, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年の気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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32 | 新約-日月山水図(立春2020), 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年-2020年の立冬に流転した気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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33 | 神域山水-二見浦-2020/12/20, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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34 | 神域山水-外宮-2020/12/20, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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35 | 神域山水-内宮-2020/12/20, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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36 | 神域山水-玉置神社-2020/11/17, 岩泉慧, 平面, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 神社の 居をくぐるとどこか空気が一変する。人はそれを【神気】と称したりする。
その様な神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為をと共に 測し
それを山水の形に した。データより表出された図像は神気の表象かもしれない
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37 | かはだれそ、だれそかれ, 岩泉慧, 立体, 2021年04月21日 - 2021年05月02日, , 黄昏時。それは夜明け前もしくは夕 の時を表す 葉。その 源は「 そ彼」に始まり、
夕 の時を表せし 葉であり、夜明けを指す 葉は「彼は そ」に始まり、後に「かはた
れどき」と呼ばれる。
古来、この二つの時は人、神、獣、魔、霊との世界が入り乱れるとされた時 や空 を
した時 帯とされた。
決して交わることのない二つの時空の図像が向かい合う空 は果たして何処に属するので
あろうか。そしてその空 で映し出されしは実像かそれとも虚像か…
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38 | 新約-日月山水図(立冬), 岩泉慧, 平面, 2021年01月29日 - 2021年03月29日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年-2020年の立冬に流転した気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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39 | 新約:日月円相図【楓蔦黄】, 岩泉慧, 平面, 2020年11月03日 - 2020年11月08日, , 此の世の山水が悠久の時間の積み重ねから形成されたのなら、日々の気候にその片鱗が潜むかもしれない。
これは2019年の気候の記録。太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧、日々の情報の堆積が形成した仮想の山水。それは山水が見た胡蝶の夢かもしれない
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出展・上演等 |
No. | 展示会等の名称, 主催者, 企画区分, 発表年月, 概要
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1 | 青木芳昭教授退任展「物質から再考する物語―教え、学び、表現する技法材料」, 岩泉慧, 持込(自主) , 2025年03月26日 - 2025年04月06日, 青木芳昭教授退任を記念した展覧会「物質から再考する物語―教え、学び、表現する技法材料」を企画・立案し開催いたしました
青木教授は本学の美術工芸学科で技法材料学の発展に大きく寄与して参りました。本展覧会では青木教授の作品紹介だけでなく、青木教授が大事にしてきた技法材料が持つ特性や性質、色材の持つ歴史的ストーリーなどから作品コンセプトを生み出す手法を大事にしてきた。本展覧では青木教授により薫陶を受けたゼミ生および研究室を支えてきた助手の作品も同時に展示しました。
また、画材業界の発展のために青木教授自らが立ち上げた京都技法材料研究会(2010-2023)とそれに参画したメーカー10社との歩みを振り返ります。その他寺田倉庫株式会社の運営する世界的に注目される画材ラボ PIGMENT TOKYO立ち上げ時の構想に携わった取り組みや上記以外の画材メーカーや小売店などとの取り組みなども紹介いたしました。
青木芳昭教授が育んできた技法材料学の魅力とこれらの学びがあってこそ生み出された表現の多様性を知っていただく機会となりました。
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2 | 第3回 三越伊勢丹・千住博日本画大賞展, 日本橋三越本店, 画廊, 2024年09月04日 - 2024年09月09日, 第3回 三越伊勢丹・千住博日本画大賞展に入選し日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊 にて入選作品と10号の小作品と共に展示した。
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3 | Resonance, 岩泉慧, 出口雄樹, 持込(自主) , 2024年03月26日 - 2024年03月31日, 京都芸術大学美術工芸学科日本画コースに在籍する教員2名による展覧会 『Resonance』を開催いたしました。
光源の限られた時代において、「光」をいかに取り込むかは大きな課題であり、その意味において襖絵や掛け軸などは空間も含めて一つの作品でした。それらの空間演出を支えたのは、質感表現が豊かな日本画の素材です。岩絵具や金箔や銀箔、雲母、三椏紙、雁皮紙、絹などは「光の反射」を引き起こしたり、「透過」効果を生んだりする素材の代表格でした。現代では、金属やアクリル版、合成繊維、顔料、合成樹脂など様々な素材の反射や透過性をもつ素材の開発が進んでいます。
そこで、本展覧会では、現代日本画で一般的ではない反射系素材や透過性素材を含む現代の新素材の可能性を追求し、それらを用いた作品を紹介いたしました。 また本展では古き良き数寄屋風作りの趣を残したギャラリー八坂茶閑の空間を活かし、出口、岩泉のそれぞれの新素材を交えた作品が「共鳴」させる形で展示構成を行い、日本の伝統的な「設え」の考え方をアップデートすることも試みています。
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4 | Kyoto Art for Tomorrow 2023 ―京都府新鋭選抜展―, 京都府、京都文化博物館, 美術館・劇場, 2023年01月21日 - 2023年02月03日, 大学からの推薦を受け、審査の結果Kyoto Art for Tomorrow 2023 ―京都府新鋭選抜展―に選抜され展示を行った。
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5 | REFLECTION, 京都芸術大学日本画コース, 企業, 2022年07月23日 - 2022年08月12日, 京都芸術大学美術工芸学科日本画コースに在籍する教員2名による展覧会 『REFLECTION』 を開催いたします。 出口、岩泉の両名はこれまでさまざまなメディアで自身の作品を発表していますが、今回は最新のペインティングを中心に展示します。
光源の限られた時代において、「光」をいかに取り込むかは大きな課題であり、その意味において襖絵や掛け軸などは空間も含めて一つの作品でした。それらの空間演出を支えたのは、質感表現が豊かな日本画の素材です。岩絵具や金箔や銀箔、雲母、三椏紙、雁皮紙、絹などは「光の反射」を引き起こす素材の代表格でした。現代では、金属やアクリル版、顔料など様々な反射系の素材の開発が進んでいます。そこで、本展覧会では、日本画で一般的ではない反射系素材を含む現代の新素材の可能性を追求し、それらを用いた作品を紹介します。
そして、本展覧は2004年より京都造形芸術大学の日本画コースの教授であった故:石本正氏によって命名され発足した日本画コースの選抜展「画心展」に依拠します。画心展はこれまで在学生から教員まで京都芸術大学にゆかりのある作家を選抜し、日頃の研鑽の成果を世に発表して参りました。
19年目のとなる本年はUNPEL GALLERYにその場を移し開催します。新たな日本画表現を試みる若き二人の才の作品をこの機会にご高覧いただけましたら幸いです。
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6 | 逸脱する声, 京都芸術大学 美術工芸学科, 協会・団体, 2022年06月09日 - 2022年06月28日, 京都芸術大学芸術学部美術工芸学科は2022年6月9日(木)から28日(火)にかけて、「逸脱する声―京都芸術大学美術工芸学科専任教員展」を本学ギャルリ・オーブにおいて開催いたしました。
現役のアーティストである22名の全専任教員が、第1期と第2期に分かれて、越境をテーマとして絵画、立体、映像などの領域や技法、思想を柔軟に横断し、初期作から新作、コラボレーション作品までバラエティ豊かな作品が集結しました。さらに一人ひとりが芸術や創作について率直な思いを語ったインタビューも紹介いたしました。
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7 | なにごとのおわしますかはしらねども-七越の峰を超えて-, 岩泉慧, 持込(自主) , 2022年03月08日 - 2022年03月13日, “ なにごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる”
西行が伊勢神宮に参詣した際に詠んだとして知られるこの歌は東洋の宗教観を表す代表的な歌とされ、なにもないがそこに佇む気配や存在に対して人々はそれを神として畏敬の念をはらってきた。人はそれを神気と称したりする。かつてのような信仰心を持ち合わせていない現代の私達でも神社の鳥居をくぐるとそれまでの空気とどこか一変することを感じ取ることができる。現代社会に生きる我々には失われつつあるこの身体性をデジタルデータでもってしてその感覚に近づけるのではないか。
本展覧会では川、滝、岩など神道における原初の自然崇拝の形を色濃く残す熊野地方が主たる舞台である。この地を訪れ、この地における神域の気象データを入域- 参拝- 出域までの詣でる一連の行為と共に計測し、それを山水の形に託した。
データより表出された図像は現代における新たな神気の表象かもしれない。
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8 | What it is I know not... なにごとの おはしますかは 知らねども, 岩泉慧, 持込(自主) , 2021年04月21日 - 2021年05月02日, “なにごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる”
西行が伊勢神宮に参詣した際に詠んだとして知られるこの歌は東洋の自然観、宗教観を表す代表的な歌とされ、なにもないがそこに佇む“気配”や“存在”に対して人々はそれを“神”として畏敬の念をはらってきました。その存在を東洋の美術ではアニミズム思想の元に花鳥風月や山水等に託して表現してきました。
本展覧会では冒頭の西行の歌を着想を得て、目には見えないが確かにそこに在る“気配”とされるを存在を、現代において同じように普段目には見えないがあらゆるものに内包されてる“情報”や“データ”と同一の事象として捉え、気候データを用いて自然神の象徴としても扱われる山水として表出させています。
作品は2019-2021年の京都の太陽と月の運行、温度、湿度、大気圧の日々の情報によって形成された仮想の景色です。これらはその地の気候の持つ記憶であると同時にこれから形成されていく未来の山水の片鱗、はたまた胡蝶の夢なのかもしれません。
その先になにごとの おはしますかは知らねども…
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9 | 京都日本画新展2021, 西日本旅客鉄道株式会社、京都新聞, 美術館・劇場, 2021年01月29日 - 2021年04月12日, 【展覧会概要】
HPより以下抜粋
京都における日本画は、「京都画壇」として多くの人材を輩出し、今日に至っています。また、日本画の世界を通じて育った人材は、京都に伝来する美術、工芸、産業振興に広く深くかかわり、その基礎的部分を形成しています。「京都 日本画新展」は、日本画を志す若手作家たちが、生き生きと日本画を描くことを応援し、その活躍の場のひとつを提供しています。2018年度からは、京都府、京都市、京都商工会議所が共催となり、より地域に根差した日本画展をめざしています。
本展は、京都を中心に活動している、あるいは京都にかかわり深い20~40歳代の39名の作品を展示します。
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