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冨士川 祐輔 (フジカワ ユウスケ,FUJIKAWA Yusuke)

基本情報 研究分野 研究・制作業績

 

講演・口頭発表等
No.講演・口頭発表タイトル, 会議名, 開催地, 発表年月日, 主催者 
1
フジテレビのCX起点で考える“テレビ・動画”のシン広告コミュニケーション戦術, マーケティング・テクノロジーフェア東京2024, , 2024年02月21日,  
2
iCADsのポテンシャルを見える化 ~NeuroAI®/D-Planner®による広告効果検証, 第157回BAエグゼクティブサロン, , 2023年01月19日,  
3
テレビメディアの活用を加速させる データ&テクノロジーの最前線, 「宣伝会議」雑誌LIVE, , 2022年11月08日,  
4
【テレビのリーチ力とコンテンツをデジタルで拡張】フジテレビのテレビビジネスDX〜直接コンバージョンに繋げる新しい広告サービス〜, SSKセミナー, , 2022年10月26日,  
5
プレイヤー間のデータ連携はどこまで進む? 「テレビ」を進化させるデータの活用(パネルセッション), Advertising Week Asia 2022, , 2022年05月31日,  
6
「マス」メディアはどう変わるのか?内側からみた「テレビ」という世界でいま起きていること, 「宣伝会議」雑誌LIVE, , 2021年02月23日,  
7
「フジテレビとドコモの共同実証実験、5Gを活用したコンテンツ」, JAVCOM no.149セミナー「〜時代を読む!明日はもっとおもしろい〜5Gで映像業界はどうなる!?」, , 2017年10月13日,  
8
TVアニメ「信長協奏曲」ワークフローとメイキング, Tooアニメ制作ワークフローセミナー第13弾, , 2014年10月31日,  

 

Works(作品等)
No.作品名, 発表者, 作品分類, 発表年月, URL, 発表内容 
1
フジテレビ・クリエイターズサロン(スマホアプリ), フジテレビジョン, 冨士川祐輔, コンピュータソフト,  2023年12月01日 - 2024年12月31日, , テレビドラマや映画、バラエティなどの第一線で活躍するプロデューサーや演出家とファンが直接つながる新たなスマートフォンアプリ『フジテレビ・クリエイターズサロン』を企画、プロデュース。 このアプリは、クリエイターとファンがクローズドな空間で交流を深め、作品の魅力をより多角的に味わうことのできる、これまでにない“参加型”のプラットフォームとして提供。アプリ内では、クリエイターが制作の裏側や作品に込めた想い、自らの仕事術などを投稿し、それに対してファンがコメントを寄せることで双方向のやりとりが生まれたり、掲示板では、ファン同士の会話にクリエイター自身が“いいね”を押したり返信をすることもあり、テレビでは見ることのできない“創り手の声”にリアルタイムで触れることができる設計にした。アプリ第一弾の参加クリエイターは、ドラマ『silent』をはじめ数々の話題作を手がけたプロデューサー・村瀬健。通常のオープンなSNSでは実現しづらい、クリエイターとファンとの深い関係性を築く場として構築、コンテンツの楽しみ方を一歩先へと進める、新時代のコミュニティアプリとして実現した。 
2
iCADs(アイキャズ), 企画・開発・プロジェクト統括:冨士川祐輔, その他,  2022年02月26日 - 現在, , iCADsとは、“in Contents Ads”の略称で、映像コンテンツ本編の中に広告情報を自然に合成・挿入する、AVOD(広告付き動画配信)の新しいかたちとして開発したデジタルプレイスメントサービス。英国MIRRIAD社と共同開発。 企画・開発・プロジェクト統括を担当。 従来の動画中に挿入されるインストリーム広告によるコンテンツ視聴の中断をなくすことで、視聴者の没入感を保ちつつ、番組の世界観を壊さないかたちで広告を自然に表示することを可能にしたソリューション。コンテンツ内の机や壁、あるいは演者の手元などに広告(ポスターや商品)を自然に合成し、視聴の没入感を保ちつつ広告を付与する新しい手法。AIが映像を解析し、最適な広告挿入ポイントを提案。数日で広告挿入が可能なスピード感を実現。2022年2月「木のストロー」で初導入し、2000人へのアンケート調査による高評価も得た。同年6月にはFODオリジナルドラマ「30禁」で商用サービスを開始。以降、地上波ミニ枠やiCADs専用のプロモーションドラマなど多様なコンテンツで展開、あわせてNTTデータとの効果検証も実施した。過去作品「ディア・シスター」への導入も成功させ、既存コンテンツの再活用にも道を開いた。 
3
CxM(シーバイエム), 企画・開発・プロジェクト統括:冨士川祐輔, その他,  2019年09月14日 - 現在, , CxMとは テレビとスマートフォンを連動させる視聴者体験型システム。企画・開発およびプロジェクト統括を担当。テレビ放送のリーチ力とスマートフォンの即時性・個別性を融合させ、視聴体験を直接的なコンバージョンへと転換することを可能にした。特に注力したのは、ユーザーの参加障壁の低減。アプリダウンロードや個人情報の登録を不要にし、QRコードを読み取るだけで即座に参加可能にしたことで、視聴者のエンゲージメントを飛躍的に向上させた。CxMは「体験型コンテンツ」と「インセンティブ設計」の2要素で構成。前者はインタラクティブな演出で視聴者を能動的に関与させ、後者は参加動機を高め、SNSでの拡散を促進させる。2019年のリリース以降、約20事例、1,500万人以上が参加。特に東京2020オリンピックのコカ・コーラ「結果連動型CM」では、119万人がリアルタイムで参加し、テレビ史上最大規模のデジタルコンバージョンを達成した。また、CxMはCM領域だけでなく、テレビ番組の視聴体験にも活用。「あなたのスマホで決める夜」ではリアルタイム投票を実現し、Twitterトレンド1位を獲得。「なんかいみちゃうTV」ではスマホ連動により、視聴者が番組を操作できる仕組みを実現した。このように、CxMはテレビを“参加型体験”に進化させ、テレビコンテンツの新たな可能性を切り拓いた。 
4
逃走中(アプリゲーム), NTTドコモ, コンピュータソフト,  2019年08月29日 - 2020年06月10日, , フジテレビの人気番組「逃走中」をもとにNTTドコモと共同開発。歩数と連動する体感型の逃走ボードゲームアプリ。 企画・プロデュースを担当。 実際に歩いた歩数が「逃走エネルギー」となり、スロットを回してキャラクターを移動させながら、盤上のハンターから100ターン逃げ切ることを目指すゲーム。番組同様、高難度のミッションや、ハンターを妨害するアイテム、冷凍銃なども登場し、戦略性と臨場感を演出。AR機能によって現実世界でハンターと遭遇するミッションも楽しめ、さらに上位ランカーにはdポイントが贈られるなど、現実とのリンクも強化した。 2020年1月5日番組放送翌日にはアプリ無料総合ランキング1位を獲得。40万ダウロードを達成。 
5
ジオスタ・ゴルフ2019, NTTドコモ, フジテレビ, 冨士川祐輔, コンピュータソフト,  2019年03月23日 - 現在, , 「ジオスタ」第四弾は、スポーツ体験の拡張として、カヌチャリゾートゴルフ場を舞台に実際のプレイヤーに体験してもらった。 プロジェクト統括を担当。 本システムでは、ティーグラウンドのカメラ映像とトラックマンによる打球データ(ヘッドスピード、飛距離など)をリアルタイムでクラウドに送信・CG化。5G通信により、コンペ参加者全員のショットを即時にカートやクラブハウスに設置されたタブレットで確認できる環境を構築した。 また、記録されたデータを用いて、レッスンプロによる遠隔レッスンも実施。プレーの振り返りから個別指導までをシームレスにつなぐ、新たなスポーツ×通信の体験モデルを提示した。 
6
ジオスタ・Jリーグ, NTTドコモ, フジテレビ, 冨士川祐輔, コンピュータソフト,  2018年10月27日 - 2020年03月31日, , 「ジオスタ」第三弾は、Jリーグ・ルヴァンカップ決勝「湘南ベルマーレ vs 横浜F・マリノス」にて実施。 プロジェクト統括を担当。 会場となった埼玉スタジアム2002の天井に設置した6台の4Kカメラから得られた映像をクラウドサーバーに送信し、画像解析によって選手およびボールの位置情報をリアルタイムで検出。さらに、ユーザーの視聴端末(タブレット、スマートフォン、ARグラスなど)から取得される6DoF(自由度)データと連動させ、AR映像をクラウドストリーミング配信するシステムを構築、端末側をシンクライアント化することで、デバイスの性能に依存しないARサービスの提供を可能にした。 バルセロナ開催された通信関連見本市(Mobile World Congress)で披露した際は、FCバルセロナやレアルマドリッドなど多くのサッカー関係者からも高評価獲得、多くの問い合わせを受けた。 
7
VR競輪, 前橋市, フジテレビ, 冨士川祐輔, コンピュータソフト,  2018年10月05日 - 2018年10月12日, , 前橋市からの依頼により制作したVRシステム。「第27回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント競輪(GⅠ)」の会場・ヤマダグリーンドーム前橋にて、4日間にわたって実施した。 プロジェクト統括を担当。 体験者は、VRシステムを通じ、好きな選手視点で、まるで自分がバンクを駆け抜けているかのような臨場感を味わうことができる。会場天井に設置された中継用カメラの素材を画像解析し、選手の位置情報を抽出、VR空間上にリアルタイムで再構築することでVR体験を可能にする。これまでにない“スポーツとしての競輪”の魅力を、視覚・感覚レベルで伝える取り組みとして注目を集めた。 
8
劇場版「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」, プロデューサー:増本淳, 監督:西浦正記, VFX統括:冨士川祐輔, 映像,  2018年07月27日 - 現在, , 人気テレビドラマシリーズ『コード・ブルー』の映画版。 VFX統括を担当。 映画版の舞台は、2017年に放送された第3シーズンで描かれた地下鉄トンネル崩落事故から3カ月後。東京湾を航行中のフェリーが濃霧の中で「海ほたる」に衝突、さらに成田空港でも大規模な異変が発生する。相次ぐ未曽有の大事故に、主人公たちフライトドクターが立ち向かっていく姿をスケール感あふれる映像で描く。 本作では、成田空港で異常事態が起きた旅客機や海ほたるに衝突したフェリー事故描写など、複数の大規模災害シーンをVFXで再現。リアリティと緊迫感を両立させた映像表現によって、物語全体の臨場感と迫力を作り上げた。 
9
IHI ブランドCM, IHI, 映像,  2017年10月01日 - 2018年03月31日, , 2017年、IHIのブランドCMにおいてCMプロデュースを担当。 コーポレートメッセージである「realize your dreams」を、モーショングラフィックスを用いて視覚化。IHIの多様な人材と卓越した技術力が有機的につながることで、“夢の実現”を可能にする――というメッセージを、ストーリー性を持たせた映像構成で表現した。全編をIHIのコーポレートカラーであるブルーと白のみで統一し、ブランドとしての世界観を際立たせた。 
10
「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜 3rdシーズン」タイトルバック, プロデューサー:増本淳, 監督:西浦正記, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2017年07月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 シリーズ第弾。一人前に成長した5人のメンバーたち。新人フェローたちを指導する立場となった彼らの奮闘や葛藤を描いた群像劇。 タイトルバックも引き続き前作を踏襲し、5人の主人公とドクターヘリで構成。一人前になった彼らを象徴するために、ドクターヘリを従えて歩く構成で表現した。 
11
ジオスタ・スーパーフォーミュラー, NTTドコモ, フジテレビ, 冨士川祐輔, 映像,  2017年04月23日 - 2020年03月31日, , 「ジオスタ」第二弾として、スーパーフォーミュラ開幕戦(鈴鹿サーキット)にて、新しいモータースポーツ観戦体験の提案を行った。 プロジェクト統括を担当。 各マシンにGPSを搭載し、リアルタイムで位置情報を取得。さらに、ピットに送信されるアクセル操作、ブレーキ、エンジン回転数などの走行データを統合し、車載カメラの映像と合わせて可視化、これにより、観客はコース全体の俯瞰映像から、特定の車両の挙動や内部データの詳細表示まで、自在に切り替えながら観戦できる新たなレース体験を実現した。5GとAR技術の融合による、モータースポーツ観戦の新しい形を示した。 
12
ジオスタ・ゴルフ, NTTドコモ, フジテレビ, 冨士川祐輔, 映像,  2017年04月20日 - 2020年03月31日, , 「ジオスタ」とは、ドコモとフジテレビで共同開発した、5G時代の新しいスポーツ観戦体験の提供を目指したコンテンツサービス。 プロジェクト統括を担当。 高速、大容量、低遅延の5G通信のパフォーマンスを最大限に活用し、リアルタイムに選手の動きや競技データをクラウド上で処理、XR、VR、ARといった形で、視聴者にインタラクティブかつ臨場感のある観戦体験の提供を目指したコンテンツサービス。 第一弾として実施したのが、2017年に開催された第36回フジサンケイレディスクラシック。川奈ホテルゴルフコースの名物ホール、17番ショートホールの原江里菜プロの実際のショットをARでさまざまな角度から体験できるサービスを会場で披露、大きな反響を得た。 
13
大正製薬 新炭酸飲料「RAIZIN(ライジン)」CM(集団行動篇), 大正製薬, 映像,  2017年04月01日 - 2017年09月30日, , 炭酸飲料「RAIZIN」の誕生5周年を機に行われたリブランディングプロジェクトにおいて、テレビCMのクリエイティブを担当。 従来、エナジードリンク市場が中心としていたストリートカルチャー嗜好の10〜20代から、新たにワーク・ライフ・バランスを意識するスマートかつクリエイティブな30〜40代のビジネスパーソンをメインターゲットに再設計。過剰な刺激を「卒業」した大人世代に向け、“気持ちをリセットし、日常のリズムを整える”という新たな価値を持つ炭酸飲料として再出発を図った。CMのテーマは「ループ」。気持ちをリセットし、新しいリズムを生み出すというブランドコンセプトを表現するため、始まりと終わりがつながる22秒のループ映像を制作。その映像を15秒の尺で異なるタイミングから切り出すことで、微妙に印象の異なる3種のバリエーションCMを作成。どの映像も唐突に始まり、唐突に終わることで意図的な“違和感”を演出した。映像は、日常の一場面(スクランブル交差点の横断歩道)で突然「集団行動」のパフォーマンスが始まるというシーンを描写。規律ある動きによって生まれる精密なフォーメーションでコンセプト表現した。2017年4月度のCM好感度ランキングにおいて、飲料部門1位、総合3位を獲得。新ターゲットへの強い訴求と、ブランド再構築における成果となった。 
14
オシリスの天秤2(アニメ), 企画・プロデュース・監督:冨士川祐輔, 映像,  2016年04月22日 - 現在, , FODオリジナルアニメ「オシリスの天秤」の続編。主人公が暗殺者となったきっかけや、移植用の臓器を集める理由など、前作で残された多くの謎が解き明かされていく。 企画・プロデュース・監督を担当。 主なキャストは、梶裕貴、宮野真守、小松由佳、櫻井孝宏、竹本英史、梶裕貴、岸尾だいすけ、潘めぐみ、上田耀司、浜田賢二、黒田崇矢、大地葉、村瀬歩、村中知、銀河万丈、杉田智和、堀内賢雄、坂本真綾ほか 
15
IHI 新卒採用キャンペーン動画, IHI, 映像,  2016年03月01日 - 2017年03月31日, , IHIの2017年度新卒採用キャンペーン動画にて、プロデュースおよび演出を担当。 キャンペーン全体のコンセプトコピーは「without IHI」──「もしIHIがなかったら、世界はどれほど不便になるのか?」という視点から、IHIの技術と存在意義をユーモラスかつ直感的に伝えるアニメーション動画を展開。 ロケット篇、飛行機篇、エネルギー篇、橋篇、自動車篇の全5本を制作し、就職活動中の学生に対し、IHIが支える社会インフラや産業の広がりを印象的に訴求した。 
16
ACE プロテカCM(アルミニウム篇), ACE, 映像,  2016年03月01日 - 2017年03月31日, , プロテカCM「アルミ篇」にて、CM監督を担当。 本作は、「360アルミニウム」にフォーカスしたCM。「360」シリーズ最大の特長である両開きの構造に加え、アルミニウム素材ならではの質感と美しさに照準を絞り、機能性と素材美を研ぎ澄ましたミニマルな表現で構成。静けさの中に品格と存在感を宿す、プロテカの新たなフラッグシップを印象的に打ち出した内容。 
17
ACE プロテカCM(シリーズ篇), ACE, 映像,  2016年03月01日 - 2017年03月31日, , プロテカCM「シリーズ篇」のCM監督を担当。 360シリーズのコンセプト“どこからでも開けられる。360°オープンスタイル”を視覚と聴覚でシンプルかつ印象的に伝えるため、映像は余白を生かした空間構成の中で、スーツケースが上下左右へと自在に移動し、各方向から軽快に開閉する様子を描写。音楽やナレーションを一切使わず、開閉のたびにジッパー音のみで構成されたミニマルな演出により、シリーズ最大の特長である“360度開閉”の機能性と、ラインナップの多様性を直感的に訴求している。 
18
ACE プロテカCM(カラーボックス篇), ACE, 映像,  2015年11月01日 - 2016年03月31日, , リブランディングを遂げたプロテカの新たな世界観と、個性豊かなラインナップの魅力を効果的に伝えるブランドCM「カラーボックス篇」にて、CM監督を担当。 本作では、デザイナー・佐藤オオキ氏をナビゲーターに迎え、彼の動きを軸に5つのモデルそれぞれの機能とコンセプトを、視覚と聴覚の両面から直感的かつ印象的に伝える構成とした。 単なる製品スペックの訴求にとどまらず、ブランドが持つ思想や価値観までも映像表現に落とし込んだ、メッセージ性の高いクリエイティブとなっている。 
19
ACE プロテカ LAGUNA LIGHT F CM(カラフルな軽さ篇), ACE, 映像,  2015年11月01日 - 2016年03月31日, , プロテカ LAGUNA LIGHT F「カラフルな軽さ篇」にて、CM監督を担当。 “軽さ”と“美しさ”を両立させることをコンセプトに開発されたLAGUNA LIGHT F。その魅力を視覚的に伝えるため、シャボン玉とともにスーツケースがふわりと上昇しながら、次々と5色のラインナップに変化していく演出を採用。「−weight」「+beauty」というブランドメッセージを、浮遊感と色彩の美しさによって詩的かつ印象的に表現した。 
20
ACE プロテカCM(自由自在篇), ACE, 映像,  2015年11月01日 - 2016年03月31日, , リブランディングを遂げたプロテカの新たな世界観と、ラインナップそれぞれの個性を印象的に伝えるブランドCM「自由自在篇」にて、CM監督を担当。 本篇は、モデル「360」の最大の特長である“上下左右、全方位に自在に開閉できる構造”を、スーツケースの動きと軽快な効果音によって視覚的・聴覚的にダイナミックに表現。無機質なグレーの空間を背景に、画面中央の360の背後から次々と新たな360が現れ、上下左右へと自由に移動しながら、ケースをあらゆる方向に開閉していく。開閉のたびに流れるリズミカルな音がテンポを生み出し、視聴者の注意を自然と惹きつける演出に仕上げた。 製品の機能を“動き”と“音”だけで直感的に伝える、シンプルかつ洗練されたコンセプトムービー。プロテカの革新性と遊び心を印象づける映像作品となっている。 
21
オシリスの天秤(アニメ), 企画・プロデュース・監督:冨士川祐輔, 映像,  2015年08月01日 - 現在, , FOD(フジテレビオンデマンド)初のオリジナルアニメとして制作された短編アニメーション作品。 企画・プロデュース・監督を担当。 主人公の青年は、わずかな超能力を使い、ターゲットを“脳死”に至らせる謎の暗殺者である。暗殺者には不向きな虚弱体質だが、その特殊能力により特別な存在として暗殺の世界に身を置いている。 彼には奇妙な流儀があった。依頼を受けると必ず自らターゲットと対面し、会話を交わす。その人物が“本当に殺されるべきかどうか”を、自分の目と耳で確かめてからでなければ、決して手を下さなかった。そして標的を脳死させた後は、なぜかその臓器を移植用として提供するのだった。なぜ彼はこのような暗殺のかたちにこだわるのか、そもそも彼は何者なのか――。物語が進むにつれ、徐々に彼の過去とその目的が明かされていく。 主なキャストは、梶裕貴、宮野真守、細谷佳正、木村良平、鈴村健一、浪川大輔、菊地幸利、石塚運昇、泊明日菜、福山潤、阿部里果、沢城みゆきほか 世界四大映像祭典のひとつ「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル2016(アニメーション部門)」最終ノミネート作品(2015年の「信長協奏曲」に続き2年連続最終ノミネート) 
22
日清 カップヌードルCM(samurai-K篇), 日清食品, 映像,  2015年01月01日 - 2015年03月31日, , 日清カップヌードルCM「SAMURAI-K篇」にて、CM監督を担当。 本作は、2014年度のカップヌードル年間キャンペーン「Samurai Fujiyama Cupnoodle」シリーズを締めくくるフィナーレ作品として制作された。 舞台は現代のニューヨーク。巌流島に向かう宮本武蔵を想起させるような侍姿の錦織圭選手が、ハドソン川を小舟で進んでいく。舟上では、櫂を削って一本の木刀を自ら作り上げる。彼が向かうのは、完全アウェーのテニススタジアム。異様な空気が漂う中、錦織選手は木刀一本を手に、次々と強烈なリターンを繰り出す。そして最後は、必殺の“エアK”でエースを奪い、勝利を収める──という大胆で挑戦的なストーリー構成。 異文化の中に飛び込み自らのスタイルを貫いて勝利を掴むその姿にカップヌードルを重ね、ブランドメッセージを強く印象づける映像。 ACC ブロンズ受賞(東京クリエイティビティアワード/ACC CMフェスティバル) 
23
「信長協奏曲」タイトルバック, プロデューサー:村瀬健, 監督:松山博昭, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2014年10月13日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 勉強が苦手な高校生サブロー(小栗旬)は、ひょんなことから1549年の戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会った瓜二つの本物の信長(小栗旬の一人二役)と入れ替わり、史実通り天下人への道を駆け上がっていく歴史ファンタジー。 タイトルバックは、アニメとの連動感も鑑み、(アニメと同様に)サブローと信長を回転撮影、二人の違いを象徴的に表現した。 
24
「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」タイトルバック, プロデューサー:三竿玲子, 監督: 西谷弘, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2014年07月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 平日昼間に夫以外の男性と恋に落ちる“平日昼顔妻”を題材に、主婦の紗和(上戸彩)と先輩主婦の利佳子(吉瀬美智子)がそれぞれ家庭を持ちながら禁断の恋にのめり込んでいく。不倫を通して「恋とは何か」「主婦とは何か」を問いかけた大人のラブストーリー。 タイトルバックは、物語のエロティシズムを表現すつために、主人公たちのセクシーな肌とその肌に絵の具が塗られていく構成で、身体と心の交流と変化を映像で表現した。 
25
「信長協奏曲」(アニメ), プロデューサー:尾崎紀子, シリーズ監督:冨士川祐輔, 映像,  2014年07月11日 - 現在, , アニメ「信長協奏曲」は、フジテレビ開局55周年プロジェクトの一環として、テレビアニメ・実写ドラマ・劇場版映画と大規模展開されたクロスメディア作品。アニメ版は2014年7月11日から9月19日まで、フジテレビ系列で全10話が放送された。シリーズ監督を担当。物語は、歴史にも日本史にも関心のない、ごく普通の高校生・サブローが、突然戦国時代へとタイムスリップするところから始まる。そこで彼は、自分と瓜二つの容姿を持つ病弱な青年――本物の織田信長と出会い「自分の代わりに信長として生きてほしい」と告げられ“織田信長”として戦国の世に身を投じることになる。当初、サブローに変わった“信長”に周囲の家臣たちは困惑し、暗殺の危機にもさらされるが、持ち前の明るさと柔軟な発想力、そして偶然の幸運を味方に、次第に織田信長としての地位を確立していく。現代からタイムスリップしてきた他の人物――警官として生きる斎藤道三、ヤクザである松永久秀――との邂逅や、本物の信長が明智光秀として再登場する展開など、史実と大胆なフィクションの織りなす構成が魅力の作品。主なキャストは、宮野真守、梶裕貴、水樹奈々、中村悠一、悠木碧、興津和幸、福山潤、杉田智和ほか 世界四大映像祭典のひとつ「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル2015(アニメーション部門)」最終ノミネート作品。 
26
「若者たち2014」タイトルバック, プロデューサー:石井浩二, 監督:杉田成道, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2014年07月09日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。両親を亡くした5人兄弟が現代社会の問題に立ち向かいながら成長していく青春群像劇。1966年の同名ドラマを48年ぶりに現代版リメイクしたフジテレビ開局55周年記念作品。 タイトルバックは、あえてリメイク感(良い意味での古臭さ)を出すために白黒スチール写真で構成。主要人物以外に実際の働く若者たちの写真をカットバックすることで、物語のリアリティを表現した。 
27
「続・最後から二番目の恋」タイトルバック, プロデューサー:若松央樹, 監督: 宮本理江子, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2014年04月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック監修を担当。 前作から2年後、鎌倉を舞台に吉野千明と長倉和平の関係がさらに深化。独身女性プロデューサーと寡夫の公務員という「大人の青春」の続編で、恋愛や家族の悩みを通して歳を重ねることの意味をユーモラスかつ温かく描く人間ドラマ。 タイトルバックも、前作を踏襲しドラマのコンセプトである緩やかな時間と落ち着いた空間を描く構成。 
28
フジテレビ「ヘンシン ~春のフジテレビ~」ブランドCM, フジテレビジョン, 映像,  2014年04月01日 - 2014年04月30日, , 2014年、フジテレビの4月改編にあわせて制作されたブランドCMのクリエイティブ・プロデュースおよび演出を担当。 “新しいフジテレビをつくる”というテーマのもと、番組ラインナップを大幅に刷新する改編を象徴的に打ち出すキャンペーンのキャッチコピーは「ヘンシン 〜春のフジテレビ〜」。そのメッセージを視覚的に印象づけるため、フジテレビ本社ビルの象徴“はちたま”が巨大ロボットに変身するというCG映像を制作。フジテレビ自身が「生まれ変わる」姿を、力強くインパクトのあるビジュアルで表現した。 
29
日清カップヌードル ウェブCM(REVERSE/REBIRTH), 日清食品, 映像,  2013年10月01日 - 2014年03月31日, , 日清カップヌードルのウェブ限定CM「REVERSE/REBIRTH」にて、アニメーション演出を担当。 本作は、カップヌードルが消化された状態から始まり、内臓を逆流して口へ、そして器へと吸い込まれていくという、あえて“逆再生”で描かれる映像構成。そこから時間をさかのぼるように、お湯が流れ出し、調理の場から販売店舗、製造工場、さらには原材料である小麦の育つ農地へと、世界が巻き戻されていく。“カップヌードルが生産され、食され、やがて体内を通り抜けて排出される”という日常のプロセスを、あえて反転させて描くことで、当たり前に消費されているものに対して新たな視点を投げかける構成。タイトルの「REVERSE」はその逆再生構造を示し、さらに「REBIRTH(再生)」を加えることで、地球規模での食の循環を暗示。映像全体を通して、日清食品グループの企業理念である「EARTH FOOD CREATOR」の思想をビジュアル化した作品。 
30
オデッサの階段(知的情報番組), 企画・プロデュース・総合演出:冨士川祐輔, 映像,  2012年10月11日 - 2013年03月21日, , 「オデッサの階段」は、2012年10月から2013年3月までフジテレビで全21回放送された、30分ドキュメンタリー番組。企画・プロデュース・総合演出を担当。 従来の密着ドキュメンタリー手法への疑問から「ドキュメンタリーの新しい形」を模索した実験的な作品で、最大の特徴は、「ゲストに密着取材を行わない」という独自の構造にある。取材対象者本人ではなく、その周囲の関係者への証言映像から本人の反応を引き出すという独自手法を採用。心理学の「ジョハリの窓」から着想を得て、“他者から見た自分”と“自分の認識”のギャップに注目し、リアクションを記録した。構成は「ゲスト」と「キーワード」の2つのストーリーラインからなり、各回ごとに一つの物語として収束する形。また、客観性の演出として無機質な美術、音響とミニマルな映像設計を行なった。さらに、放送に収まりきらないゲストの“答え”をYouTubeでノーカット公開し、当時としてはめずらしかったテレビとネットを連動させる試みも行った。構成・演出・選曲・キャスティングに至るまで、“ドキュメンタリーの新しい形”を構築するという一貫した意図のもと、制作者自身の思想や直接的なメッセージも極力排除し、視聴者が自ら考え気づきを得るプロセスを重視した作品。 
31
「リッチマン、プアウーマン」タイトルバック, プロデューサー:増本淳, 監督:西浦正記, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2012年07月09日 - 現在, , ドラマのタイトルバック監修を担当。 日向徹(小栗旬)は29歳にして時価総額3000億円のIT企業「NEXT INNOVATION」を率いる天才社長だが、母に捨てられた心の傷を抱えていた。ある日、東大生なのに内定ゼロの就活生・澤木千尋(石原さとみ)の採用をきっかけに、彼に様々な変化が巻き起こり出すラブストーリー。 タイトルバックは、主人公と千尋の関係性を予感させる内容をオフィス(現実)とCG空間(心情)のカットバックで描いた。 
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「最後から二番目の恋」タイトルバック, プロデューサー:若松央樹, 監督: 宮本理江子, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2012年01月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 45歳の独身女性でテレビプロデューサーの千明(小泉今日子)は、鎌倉の古民家で一人暮らしを始める。隣家の長倉家には妻に先立たれた50歳の公務員・和平(中井貴一)ら兄妹が暮らしており、価値観の違う千明と和平が衝突し合いながら心を通わせていく大人の青春物語。 タイトルバックは、鎌倉の海岸を歩く主人公を1カットでフォローする構成。緩やかな時間と落ち着いた空間を描くことで物語の世界観を表現した。 
33
「蜜の味〜A Taste Of Honey〜」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督: 水田成英, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2011年10月13日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 瀬戸内海のオリーブ園で育った森本直子(榮倉奈々)は、憧れの叔父・雅人(ARATA)を追って彼が勤務する医大に入学する。ところが雅人は才色兼備の医師・彩(菅野美穂)と交際中だった。雅人と彩の結婚で想いを断ち切ろうとする直子だったが、やがて3人は泥沼の三角関係に陥っていく愛憎ドラマ。 タイトルバックは、カラフルで派手な花々とオリーブオイルをイメージした液体で情念的な世界観を表現した。 
34
映画「ロック 〜わんこの島〜」, 監督:中江功, VFX統括:冨士川祐輔, 映像,  2011年07月23日 - 現在, , 映画「ロック 〜わんこの島〜」において、VFX統括を担当。 物語は、2000年8月の三宅島大噴火を背景に、全島避難を余儀なくされた島民の中で、民宿を営む野山一家と、家族同然に育ててきた愛犬ロックとの別れと再会、そして困難を乗り越えていく家族の絆を描いた、実話に基づく物語。 本作では、三宅島の大噴火のようすを中心に、火山灰に覆われた村や損壊した民宿の情景をVFXにより再現。自然災害の圧倒的なスケール感と、そこに生きる人々の現実を臨場感をもって伝えるべく、映像表現の面から物語のリアリティと没入感を支えた。 
35
「全開ガール」タイトルバック, プロデューサー:若松央樹, 監督:武内英樹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2011年07月11日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 国際弁護士を目指す鮎川若葉(新垣結衣)は、新卒で採用された外資系法律事務所の閉鎖を経て、幸運にも別の有名法律事務所に拾われたが、任された仕事は所長の娘の世話だった。苦手だった子供との交流や様々な人との出会いを通し成長していく主人公の様子を描いた人間ドラマ。 タイトルバックは、2Dアニメーションによるポップでグラフィカルな表現で構成、主人公の前向きな様子を描いた。 
36
「幸せになろうよ」タイトルバック, プロデューサー:村瀬健, 監督:澤田鎌作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2011年04月18日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 多くのカップルを成立させてきた結婚相談所のアドバイザー・高倉純平(香取慎吾)は、結婚相談に現れた柳沢春菜(黒木メイサ)との交流の中で徐々に彼女に惹かれていく。ラブストーリー。 タイトルバックは、家族写真をテーマに、登場人物に持たせたフレームが動きの中で写真に変わっていくというデジタル演出で、物語のストーリーを表現した。 
37
「名前をなくした女神」タイトルバック, プロデューサー:浅野澄美, 監督:水田成英, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2011年04月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 「ママ友地獄」を舞台に、幼稚園・小学校受験を控えた母親たちの愛憎と葛藤を描く社会派ドラマ。杏演じる主人公の母親がママ友関係のトラブルに巻き込まれ、幸せを模索する姿がリアルに描かれる。 タイトルバックは、5人の母親たちの葛藤と変化を別々の5のシチュエーションで描き、物語の装丁として演出した。 
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めざましON(番組ジャンクション), 番組プロデューサー:角谷公英, ジャンクション演出:冨士川祐輔, 映像,  2011年04月01日 - 2012年03月31日, , 2011年4月から2012年3月までの1年間、フジテレビ「めざましテレビ」の番組ジャンクション「めざましON」の企画立案・制作・演出を担当。 「日常にポジティブな変化=“スイッチをオン”」という番組コンセプトを、キャスターやリポーターを週替わりで主人公に据え、12秒のショート動画として形にする企画。困っている人を助けたり、ちょっとしたトラブルを機転で乗り越えたりする姿を、軽やかでコミカルな演出で描写。視聴者の朝の気分を前向きに切り替える役割を担うとともに、「めざましテレビ」ブランドの世界観浸透に貢献した。 
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「大切なことはすべて君が教えてくれた」タイトルバック, プロデューサー:増本淳, 監督:西浦正記, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2011年01月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック監修を担当。 結婚を目前にした高校教師カップル(戸田恵梨香・三浦春馬)の前に、男性教師が一度関係を持ってしまった女子生徒が現れる。生徒から「あなたたちの愛は本物ですか?」と無邪気かつ残酷に問い詰められ、秘密と裏切りに向き合う二人は愛の試練に直面する。教師という立場で許されない過ちにどう向き合うか、“試される愛”をスリリングに描くヒューマンラブストーリー。 タイトルバックは、あえて主人公カップル二人のラブラブな様子で構成することで、シリアスな物語とのギャップを作り、試される愛”という番組コンセプトを強調する形にした。 
40
「医龍3〜Team Medical Dragon〜」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督: 水田成英, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2010年10月14日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 「医療の国際化と外科医の存在意義」をテーマに、三たび結集したチームドラゴンが、経営不振に陥った明真大学病院の再建策として打ち出されたメディカル・ツーリズム構想や天才カテーテル医の出現に立ち向かっていく医療ドラマ。 タイトルバックは前作を踏襲し、主人公の内面と葛藤をテーマに制作。コンセプトを表現するためにスローモーション映像で火や水の動きとともに撮影、構成した。 
41
「夏の恋は虹色に輝く」タイトルバック, プロデューサー:三竿玲子, 監督:澤田鎌作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2010年07月19日 - 現在, , ドラマのタイトルバック監修を担当。 名優を両親に持つ二世俳優・楠大雅(松本潤)は、自分の“見え方”ばかり気にする頭でっかちな性格だったが、ある日年上の訳あり美女・北村詩織(竹内結子)と出会う。悩みを笑い飛ばす明るい詩織との交流を通じて、大雅は迷いながらも恋に仕事に奮闘し、自身の殻を破って成長していく姿が描かれる。 タイトルバックは、主人公のレッスンの様子や詩織との邂逅を描き物語の展開を想像させる構成にした。 
42
「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜 2ndシーズン」タイトルバック, プロデューサー:増本淳, 監督:西浦正記, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2010年01月11日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 若きフライトドクター研修医たちと指導医らがドクターヘリを舞台に緊急救命に挑む医療ドラマ第二弾。成長した主人公たちが、極限の現場で奮闘する姿や葛藤を描いた群像劇。 タイトルバックは、前作に引き続き主人公5人とドクターヘリで構成。前作ではドクターヘリを追いかけていた5人がドクターヘリと並走する構成にすることで、彼らの成長を表現した。 
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「不毛地帯」(ドラマ), プロデューサー:長部聡介, 監督:澤田鎌作, VFX統括:冨士川祐輔, 映像,  2009年10月15日 - 現在, , ドラマ「不毛地帯」は「フジテレビ開局50周年記念ドラマ」として制作され、2クール(全19回)半年間にわたって放送された大型連続ドラマ。 VFX統括を担当。 物語の舞台は、終戦から復興を目指して日本が驚異的な経済成長を遂げていく高度成長期。11年に及ぶシベリア抑留という過酷な戦後体験を経て帰国し、総合商社に入社した主人公が、世界を舞台にビジネスという“戦場”で再び闘う姿を、戦後30年にわたる激動の時代背景とともに描く壮大なヒューマンドラマ。 VFXパートでは、終戦時の満州や抑留時代のシベリア、戦後日本から、高度成長期の東京、さらにはニューヨーク、中東に至るまで、時代と舞台を忠実に再現。限られた実景ロケでは表現しきれない歴史的空間や国際的な舞台をCGで構築、時代考証に基づいた精緻な映像表現により、作品全体に重厚な世界観と説得力を与えた。 
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「不毛地帯」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督: 澤田鎌作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2009年10月15日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出および本編のVFXシーンを担当。 シベリア抑留から生還した元陸軍中佐・壹岐正(唐沢寿明)は、大手商社・近畿商事にスカウトされる。彼は参謀仕込みの手腕で次期主力戦闘機導入や中東での石油開発などのプロジェクトを成功させ、社内抗争に揉まれながらも戦後日本の商社マンとして出世の道を歩んでいく。戦後日本を舞台にした壮大に人間ドラマ。 タイトルバックは、シベリアの捕虜収容所をロングショット1カットで主人公にズームインする構成で、不毛の地の荒涼感と主人公の孤独を表現した。ニュージーランドの雪原でロケ、VFXではなく実際の撮影にこだわりリアリティを追求した。 
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「任侠ヘルパー」タイトルバック, プロデューサー:前田久閑, 監督: 西谷弘, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2009年07月09日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 極道の翼彦一(草彅剛)は若衆らと共に老人介護施設で“研修”として介護ヘルパーになるよう命じられ、最初は介護を見下していたが、不慣れな現場で悪戦苦闘するうちに高齢者たちとの触れ合いを通じて価値観が変わっていく人間ドラマ。 タイトルバックは、土砂降りの雨の中、大立ち回りをする主人公のっ様子をスローモーションで撮影、極道としての主人公を象徴的に描くことで、本編での主人公の変化を詳らかにする作品にした。 
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西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~(アニメ), プロデューサー:情野誠人, シリーズ監督:奥村よしゆき, 演出:冨士川祐輔, 映像,  2008年08月28日 - 現在, , 「西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~」は、2008年7月3日から9月18日までフジテレビ「ノイタミナ」枠ほかで放送された全12話のテレビアニメ。元エリート会社員が開業した洋菓子店「アンティーク」を舞台に、個性豊かな4人の男性が織りなす人間模様を描く群像劇。 第9話「憂鬱の小味」では、演出・絵コンテを担当(番組タイトルバックも担当) 物語は、主人公の一人・エイジが考案した新作ケーキ「フィグ」が評判を呼び、オーナーの橘とパティシエの小野が、将来の独立を見据えてエイジにフランス語学校への通学を勧めるところから始まる。しかし、店に居場所がなくなるのではという不安に駆られたエイジは、心のバランスを崩し、苛立ちを周囲にぶつけるようになってしまう。そんなエイジの葛藤を察した小野は、エイジの本心と丁寧に向き合い、「君は必要とされている」と真っすぐに伝えることで、彼の心を救う。一方、世間を騒がせる誘拐事件のニュースに触れた橘は、幼少期に自らが被害に遭った誘拐事件の記憶が甦り、長く封じ込めていたトラウマと向き合うことになる。エイジの焦燥と再生、橘の過去の影――それぞれの感情が交錯しながら、物語の核心へと進むエピソード。 
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「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜」タイトルバック, プロデューサー:増本淳, 監督: 西浦正記, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2008年07月03日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出および本編のVFXシーンを担当。 大学病院の救命救急センターを舞台に、フライトドクター候補生4人(藍沢、白石、緋山、藤川)とフライトナース(冴島)が、命の現場で葛藤しながら成長していく姿を描く人間ドラマ。 タイトルバックは、主人公5人がドクターヘリを追いかける構成で成長する様子を描いた。 
48
「CHANGE(チェンジ)」タイトルバック, プロデューサー:後藤博幸, 監督:澤田鎌作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2008年05月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 小学校教師だった朝倉啓太(木村拓哉)が、事故死した代議士の父の後継として衆議院補選に出馬・当選し、総裁選を経て内閣総理大臣にまで上り詰め奮闘する姿を描く政治ドラマ。政治素人の若き総理・朝倉が理想と情熱を胸に、日本の政治を“チェンジ”していく様子をエンターテインメント性豊かに描いている物語。 タイトルバックは、車の中から東京の街を見渡す主人公の表情をメインに構成。目的地は国会議事堂。ラストカットは国会議事堂に背を向けて画面方向に歩み出す主人公にすることで、物語のラストを暗喩。 
49
ロス:タイム:ライフ(ドラマ), プロデューサー:中島久美子, 監督:冨士川祐輔, 映像,  2008年03月08日 - 現在, , 「ロス:タイム:ライフ」は、死の直前に主人公の前にサッカーの審判団が現れ、人生で無駄にしてきた時間、いわば“ロスタイム”を告げられることで始まる1話完結のオムニバスドラマ。与えられたロスタイムのあいだ、主人公は一時的に人生を延長され、その限られた時間で「人生最後に何をするのか」が描かれる作品。第六節「ヒーローショー編」の監督を担当。主人公は売れない俳優・北澤光一。かつてスター俳優を夢見たものの、現実は遊園地のヒーローショーで悪役の戦闘員を演じる日々。オーディションはことごとく落選し、恋人にも見放されかけていた。ある日、光一は不運な事故により命を落とすが、彼に「5時間1分」のロスタイムが与えられる。死を自覚した光一は、残された時間で俳優として何かを残そうと行動を開始するが、オーディションにもテレビ局への直談判も空回り。せめて最後にヒーロー役を演じたいと願い、ヒーローショーの主役俳優に役を譲ってほしいと頼むも拒否されてしまう。それでも諦めきれない光一は、悪役仲間たちと結託し、ショーの台本を覆す計画を立て、舞台上でヒーローを倒し、自分が真のヒーローとして立つという前代未聞のアドリブ劇を敢行するが、役者として観客のために、最後はショーとしての成功を選ぶ。出演は田中直樹、田中圭、安田美沙子、畑野ひろ子、片桐はいりほか。 
50
「薔薇のない花屋」タイトルバック, プロデューサー:関卓也, 監督:中江功, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2008年01月14日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 花屋を営み男手一つで娘を育てる篠田英治(香取慎吾)と盲目の女性・雫(竹内結子)との交流を中心に、「様々な愛」を描きサスペンス要素も含むヒューマンラブストーリー。実は雫には秘密があり、英治親子に近づいた目的が後に明かされるが、互いに影響し合う中で愛と赦しが芽生えていく物語。 タイトルバックは、雪の中の主人公二人がお互いを求めあうが最後まで手が届かない様子を描くことで、惹かれ合いながら結ばれない二人の物語を表現した。 
51
「ハチミツとクローバー」タイトルバック, プロデューサー:瀧山麻土香, 監督:谷村政樹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2008年01月08日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 美術大学に通う5人の男女の恋模様と青春を描いた群像ラブストーリー。全員が片想いという切ない関係の中で、それぞれが恋愛や進路、友情に悩み葛藤しながら成長していく姿が繊細かつ詩情豊かに描かれた作品。 タイトルバックは、キャンバスに描かれつつ現れる画材や主人公たちの写真が置かれた机をカメラがフォローすると、タイトルロゴが書かれたスケッチブックにクローバーが話数分落ちてくるという構成。 
52
「暴れん坊ママ」タイトルバック, プロデューサー:永井麗子, 監督:佐藤祐市, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年10月16日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 田舎育ちのヤンママ・川野あゆ(上戸彩)と都会育ちの年上の夫(大泉洋)のもとに、夫の前妻の息子が突然現れる。年の差夫婦と突然できた子供の3人が巻き起こす騒動をユーモラスに描く子育てコメディ。 タイトルバックは2Dアニメでドタバタ感を表現、コミカルでいてハートフルな作品に仕上げた。 
53
「ガリレオ」タイトルバック, プロデューサー:鈴木吉弘, 監督:西谷弘, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年10月15日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出および本編のVFXシーンを担当。 東野圭吾の推理小説が原作。天才物理学者の湯川学准教授が、新人女性刑事・内海薫からの依頼を受け、事件現場で次々起こる不可思議な超常現象を論理的に解明し事件を解決していく推理ドラマ。 タイトルバックは、京都大学を舞台に主人公(湯川)の思考の軌跡を内海が追う形で、湯川を紹介し、二人の邂逅が新しい世界を生み出す様子を描いている。 
54
「医龍2〜Team Medical Dragon〜」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督: 水田成英, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年10月11日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 前作とは異なり「医療と金」をテーマにした完全オリジナルストーリー。経営破綻の危機にある病院で、アメリカで心臓移植手術を学んだ朝田(坂口憲二)が新たなチームドラゴンを結成し、医療現場の深刻な問題に立ち向かう医療ヒューマンドラマ。 タイトルバックは、前回のイメージを踏襲しつつ、荒廃した世界をCGで構築、主人公の内面をより象徴的(抽象的)に描いた。 
55
「山おんな壁おんな」タイトルバック, プロデューサー:保原賢一郎, 監督: 林徹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年07月05日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 老舗デパートに勤めるキャリアウーマンの恵美(伊東美咲)は、自身の貧乳にコンプレックスを抱えていた。そこへ巨乳で奔放なまりえ(深田恭子)が新入社員として現れ、性格も体型も正反対の二人は衝突しつつも困難を乗り越え、仕事や恋に奮闘していくコメディ。 タイトルバックは、2Dグラフィックでコミカルな物語の世界観を表現した。 
56
スカルマン 闇の序章(特撮ドラマ), プロデューサー:伊藤幸弘, 監督:冨士川 祐輔, 映像,  2007年04月21日 - 現在, , 石ノ森章太郎原作「スカルマン」の特撮ドラマ。監督およびVFX統括を担当。テレビアニメ『スカルマン THE ANIMATION』の第0話として制作・放映された。主人公・光明寺倫子(鈴木亜美)は、毎晩、髑髏の仮面をつけた怪人に襲われる悪夢に悩まされていた。そんな中、彼女は婚約者の小角弘志(細川茂樹)と共謀し、勤務先の大伴製薬から極秘資料「ガ號計画書」を盗み出して逃亡を図る。しかし弘志は裏で別の組織と通じており、盗んだ計画書と、(本人も気づいていないが実は獣人の)倫子を売り渡そうと企んでいた。二人の逃走は大伴製薬を裏で仕切る「白鈴会」に察知され、追手のエージェントによって襲撃される。追い詰められた弘志は一度は降伏するが、逃げようとしたところを背後から狙撃されて致命傷を負う。しかし最期の力を振り絞って倫子の首からペンダントを引きちぎり、息絶える。ペンダントが外れたことで、倫子の体内に秘められていた改造手術の影響が暴走し、彼女はトカゲのような異形の怪物へと変貌してしまう。怪物となった倫子は、白鈴会の追手を次々と葬り去るが、直後に現れた髑髏の仮面の男・スカルマンと死闘を繰り広げ、最終的に彼の手によって倒され、命を落とす。 全編クロマキー撮影された特撮ドラマ。 
57
「プロポーズ大作戦」タイトルバック, プロデューサー:瀧山麻土香, 監督:成田岳, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年04月16日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 幼なじみの吉田礼(長澤まさみ)に想いを告げられないまま彼女の結婚式に出席することになった岩瀬健(山下智久)が、結婚式で現れた妖精(三上博)の力で過去にタイムスリップし、やり直しを図るラブコメディ。 タイトルバックは、ドラマのファンタジー感を表現するために、モーションコントロールカメラを使い、主題歌を歌う桑田佳祐と出演者たちが同じ空間にいながら次々と現れては消えるという不思議な世界を演出した。 
58
「わたしたちの教科書」タイトルバック, プロデューサー:鈴木吉弘, 監督: 河毛俊作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年04月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 喜里丘中学校で女子生徒が校舎から転落死する事件が発生。不登校気味だった彼女を気にかけていた臨時教師と、義母で弁護士の珠子は、生徒が執拗ないじめを受けていたと知り、いじめによる自殺の可能性を疑って事件の真相解明に乗り出すシリアス人間ドラマ。 タイトルバックは、廃墟を走る生徒たちの様子をスロモーション映像で撮影、生徒たちの置かれた状況や心情を表現した。 
59
「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」タイトルバック, プロデューサー:中野利幸, 監督:久保田哲史, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2007年01月08日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 リリー・フランキーの自伝的小説を原作に、母(オカン)と息子(ボク)の強い絆を描くヒューマンドラマ。福岡で育った雅也(ボク)が母・栄子(オカン)と二人三脚で歩んだ日々から、上京してからの母子の最後の時間までを丹念に描き、親子の愛情と別れを綴る。 タイトルバックは、福岡から東京までの新幹線の車窓を撮影、2分に早回し加工し、主人公が上京する様子を表現した。 
60
映画「大奥」, 監督:林徹, VFX統括:冨士川祐輔, 映像,  2006年12月23日 - 現在, , 映画「大奥」において、VFX統括を担当。 物語は七大将軍・家継の時代、大奥史上最大のスキャンダルとして多くの犠牲者を出したといわれる「絵島・生島事件」を軸に展開する。百鬼繚乱の大奥の中で、大奥総取締の絵島(仲間由紀恵)と歌舞伎役者、生島(西島秀俊)との禁断の悲恋が極上のラブストーリー。 本作では、物語の舞台となる江戸の街並みや建築物を、VFXによって再現。実写とシームレスに融合させることで、臨場感とスケール感のある時代描写を実現した。 
61
「役者魂!」タイトルバック, プロデューサー:船津浩一, 監督:若松節朗, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年10月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 幼くして両親を亡くした芸能マネージャーの女性(松たか子)が、偏屈な大御所舞台俳優(藤田まこと)の担当を任され奮闘するコメディドラマ。 タイトルバックは、毎回異なるキャストをフィーチャー、個性豊かな俳優やスタッフに振り回される様子を物語の裏側から描く演出をおこなった。 
62
「のだめカンタービレ」タイトルバック, プロデューサー:若松央樹, 監督:武内英樹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年10月16日 - 現在, , ドラマのタイトルバック監修。 ピアノ科の変わり者・野田恵(のだめ)とエリート指揮科学生・千秋真一が出会い、お互いの才能に刺激を受け成長していくクラシック音楽コメディドラマ。 タイトルバックは、マンガ原作のコメディ感を表現するために、2D亜アニメーションで作成した。 ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
63
「Dr.コトー診療所2006」タイトルバック, プロデューサー・監督: 中江功, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年10月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 南海の小さな離島・志木那島を舞台に、離島医療の現状を織り込みながら、青年医師コトー(五島健助)と島の人々との触れ合いや命の輝きを描くヒューマンドラマ。 タイトルバックは、前回のテイストを踏襲、美しい島の景色と、長年放置され朽ち果てた診療所が再生する様子を描くことで物語のコンセプトを形にした。 
64
「サプリ」タイトルバック, プロデューサー:現王園祐史, 監督:成田岳, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年07月10日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 仕事に生きる女性クリエイター藤井ミナミ(伊東美咲)と、ひょんなことから契約社員として働くことになったフリーター石田勇也(亀梨和也)の恋を描くラブコメディ。 タイトルバックは、クリエイターである主人公の資料がめくられる形で、登場人物や価値観の異なる二人が仕事を通じて惹かれ合っていく様子を予感させるような作品に仕上げた。 
65
「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜」タイトルバック, プロデューサー:栗原美和子, 監督:林徹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年07月06日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 妻・道子(米倉涼子)と作家の愛人・マチ子(松下由樹)を両天秤にかけていた広告マンの夫・義雄(石黒賢)が迎える破滅と、裏切られた妻と愛人による壮絶な報復劇を描く愛憎ドラマ。 タイトルバックは、作品のテーマをルーレットの赤と黒になぞらえ、二人の女性が対決する様子を表現した。 
66
「アテンションプリーズ」タイトルバック, プロデューサー:岩田祐二, 監督:佐藤祐市, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年04月18日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 ボーイッシュなロック少女・美咲洋子(上戸彩)がひょんなことから客室乗務員(スチュワーデス)を目指し、奇跡的に採用試験に合格。訓練生として厳しい指導に反発しつつも仲間と共に奮闘し、一人前のCAへと成長していく姿を描く物語。 タイトルバックは、毎話歴代のJALの客室常務員の制服を順番に紹介していく形式で主人公の魅力と客室乗務員の華やかさを表現した。 ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
67
「医龍-Team Medical Dragon-」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督:久保田哲史, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年04月13日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 天才心臓外科医・朝田龍太郎(坂口憲二)が最強の医療チーム「チーム・ドラゴン」を率いて不可能とされた心臓手術バチスタに挑む医療ドラマ。派閥争い渦巻く大学病院を舞台に、患者の命を守るために奔走する姿を描く。 タイトルバックは、主人公の戦場医師としての過去を描く形で構成。救えなかった命との向きあいや苦悩を描くことで、本編で語られない主人公の想いを表現、物語に深みを与える演出を行なった。 
68
「西遊記」(ドラマ), プロデューサー:鈴木吉弘, 監督:澤田鎌作, VFX統括:冨士川祐輔, 映像,  2006年01月09日 - 現在, , 中国の古典文学「西遊記」を原作とした、ファンタジー冒険活劇。 VFX統括を担当。 本作は、神話的世界観や異形のキャラクター、超常的なバトルを描くにあたり、VFXが物語の核を担う作品として構築。現実では再現不可能な幻想的な空間やスケール感を映像化するため、全編にわたりCGを効果的に活用し、ファンタジー世界の臨場感と没入感を高めた。VFXによる空間設計と演出によって、作品全体のビジュアルに一貫性と説得力を与え、視覚的にもドラマティックな世界観の実現に貢献した。 
69
「西遊記」タイトルバック, プロデューサー:小川延祐, 監督:澤田鎌作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2006年01月09日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出およびVFX統括を担当。 「西遊記」をモチーフに、孫悟空(香取慎吾)と三蔵法師一行の冒険をコメディタッチで描くファンタジー活劇。 タイトルバックは、オーストラリアの砂漠等の大自然で主人公一行を撮影、VFXによる合成シーンとあわせて、物語の壮大な世界観を作り上げた。 
70
「危険なアネキ」タイトルバック, プロデューサー:後藤博幸, 監督:岩本仁志, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2005年10月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 純朴な研修医・皆川勇太郎(森山未來)と、自由奔放な姉・寛子(伊東美咲)の姉弟愛をコミカルに描くホームドラマ。 タイトルバックは、性格も価値観も正反対の姉弟を2Dグラフィックでコミカルに演出した。 
71
「電車男」タイトルバック, プロデューサー:若松央樹, 監督:武内英樹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2005年07月07日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 アキバ系オタク青年“電車男”こと山田剛司(伊藤淳史)が電車内で出会い助けた美女・エルメス(伊東美咲)に恋をし、ネット掲示板の住人たち100万人に見守られながら不器用に恋を成就させようと奮闘するラブコメディ。 タイトルバックは、終電後の秋葉原駅のホームを使用し、主題歌を歌うサンボマスターをライブ形式で撮影。ホームで盛り上がるファンにもみくちゃにされる主人公を描くことで、コメディ感やネット(世間)に翻弄される主人公を暗喩的に描いた。 
72
「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督:久保田哲史, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2005年04月19日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 エリート弁護士・間宮貴子(天海祐希)が独立して法律事務所を開業するも、前職の妨害で企業法務の顧客を失い、離婚や相続などの家事事件や一般民事案件を扱うことになる。依頼人や仲間との関わりを通じて弁護士としての価値観を見つめ直していく人間ドラマ。 タイトルバックは、彼女の1日を描く形で構成。ハンサムウーマンの外と内のギャップを見せることで、主人公の人間的魅力を表現する演出をおこなった。 
73
「エンジン」タイトルバック, プロデューサー:牧野正, 監督:西谷弘, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2005年04月18日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出およびレースシーンの映像統括を担当。 レーシングドライバーの神崎次郎(木村拓哉)はチームを解雇され、日本に戻って児童養護施設「風の丘ホーム」で働くことになる。最初は戸惑う次郎だったが、個性豊かな子供たちと触れ合いながら次第に心境に変化が生まれ、再び夢に向かって走り出す姿を描く人間ドラマ。 タイトルバックは、レース場を舞台に主人公と養護施設の子供たちを描き物語の世界観を表現する演出を行った。本編中のレースシーンは実写とVFXにより構成。別班としてレースシーンの制作を担当した。 
74
「不機嫌なジーン」タイトルバック, プロデューサー:山口雅俊, 監督:澤田鎌作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2005年01月17日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出および本編内の人形アニメ、VFX制作を担当。 進化生物学をテーマに、昆虫研究者の蒼井仁子(竹内結子)と元恋人の南原孝史(内野聖陽)との恋模様をユーモラスに描くラブコメディ。 オープニングはコメディ感と手触り感を出すために人形アニメで制作。エンディングは、「利己的な遺伝子」という内在するシリアスなテーマを描くために自分以外の街の生物が固まっている世界を象徴的に描いた。 ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
75
「救命病棟24時(第3シリーズ)」タイトルバック, プロデューサー:中島久美子, 監督:若松節朗, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2005年01月11日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出およびVFX統括を担当。 東京での巨大地震を想定した災害医療をテーマに、困難な状況下で奮闘する救命医療チームの姿を描く。江口洋介と松嶋菜々子が主演し、大震災に立ち向かう医師たちの葛藤と活躍が描かれる。 オープニング、エンディングともに江口洋介と松嶋菜々子の二人の主人公を中心に繋がる人間の絆(命の絆)をCGのラインで象徴的に描く演出をおこなった。また物語の肝となる、東京の大震災発生、震災後の被災のようす等をVFXで表現した。 
76
「めだか」タイトルバック, プロデューサー:高橋萬彦, 監督:木下高男, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年10月05日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 平凡なOLだった主人公・目黒たか子(通称「めだか」)がリストラを機に定時制高校の国語教師に転身。個性豊かな生徒たちに翻弄されながらも、自身も成長していく姿を描く学園ドラマ。 主人公の日常、学校生活を主人公目線で描くタイトルバックを作成した。 
77
「人間の証明」タイトルバック, プロデューサー:鈴木吉弘, 監督:河毛俊作, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年07月08日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 ニューヨーク出身の黒人青年刺殺事件を刑事・棟居(竹野内豊)が追う中、政界進出を狙う女性(松坂慶子)や母子の愛憎など複雑な人間模様が浮き彫りになっていく社会派ミステリー。 ニューヨークを車で走る主人公という設定で、実際にニューヨークの街を車窓撮影した映像素材を編集加工し、スタジオに設置した巨大LEDモニターに映し出し、モニター前に置いた主人公が乗る車をカメラで撮影するという演出を行なった。過去、現在、複雑な人間模様を表現するために、映像は大胆に加工し印象的な世界観を作り上げた。 
78
「WATER BOYS2」タイトルバック, プロデューサー:船津浩一, 監督:佐藤祐市, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年07月06日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 女子生徒が大半を占める姫乃高校に元男子水泳部員の水嶋泳吉が転校してくる。山本洋介らと共に男子シンクロナイズドスイミング部を立ち上げ、女子優勢の校内で部員集めや練習場所の確保など数々の困難に直面しながらも夢に向かって奮闘する青春ドラマ。 タイトルバックは、最終回に転校していく主人公へおくる(他の生徒たちの)ビデオメッセージの形式にしている。視聴者が最終回まで見ると気づく演出にしている。また、前作同様に最終回でのシンクロを成功させたメンバーが久しぶりに再び学校に集まり、シンクロをする様子も組み込んだ。 
79
「東京湾景〜Destiny of Love〜」タイトルバック, プロデューサー:栗原美和子, 監督:村上正典, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年07月05日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 在日韓国人青年の和田亮介(和田聡宏)と日本人女性・木本美香(仲間由紀恵)が出会い、国境と記憶を越えて惹かれ合うラブストーリー。文化の違いや家族の反対に直面しながらも、二人は運命に導かれるように愛を貫いていく物語。 タイトルバックは仲間由紀恵が二役を演じる主人公と主人公の母親の運命の繋がりを演習するために、モーションコントロールカメラを使い二人の仲間由紀恵が同じ空間に同時に存在するかのような作品を作り上げた。 
80
「愛し君へ」タイトルバック, プロデューサー:矢吹東, 監督:水田成英, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年04月19日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 原作はさまだましの「解夏」。視力を失いつつあるカメラマン・安曇俊介(藤木直人)と、彼を支える優しい小児科医・友川四季(菅野美穂)の愛の姿を描くヒューマンドラマ。命の尊さと無償の愛を丁寧に綴った作品。 タイトルバックは「見えない」をテーマに、スローモーション映像で構成、水滴や割れるガラスの様子など、目に映っているはずだが実際は認識できてない(見えない)世界を描くことで「見える」の意味を問う演出にした。 
81
「離婚弁護士」タイトルバック, プロデューサー:長部聡介, 監督:光野道夫, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年04月15日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 エリート渉外弁護士の間宮貴子(天海祐希)が独立後に離婚訴訟などの家庭事件を扱うことになり、依頼人との交渉を通じて弁護士という仕事の意義を見直していく痛快リーガルコメディ。 タイトルバックは貴子の1日をモンタージュ風に構成。彼女の人間性を垣間見せる演出をほどこした。 
82
「松任谷由実の軌跡 SURF&SNOW」(音楽ドキュメンタリー番組), プロデューサー:長尾賢治, 海津亮, 演出:冨士川祐輔, 映像,  2004年03月08日 - 現在, , 1978年、神奈川・葉山マリーナで幕を開けた松任谷由実の夏のリゾートコンサート「SURF & SNOW」シリーズ。その軌跡を辿りながら、ユーミンのアーティスト人生30年を振り返るドキュメンタリー作品。NHK総合「土曜特集」にてオンエア。 番組の構成・演出を担当。 番組の核となるのは、ユーミンと松任谷正隆氏による二人きりのトーク。カジュアルなやり取りの中に、時代の移ろいと創作の本質を浮かび上がらせ、長年にわたるリゾートライブシリーズが映し出してきた時代の風景とともに、ユーミンの30年におよぶ表現の軌跡を描き出した。 
83
「プライド」タイトルバック, プロデューサー:杉尾敦弘, 監督:中江功, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年01月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 アイスホッケーチーム「ブルースコーピオンズ」のキャプテン里中ハル(木村拓哉)は、恋愛をゲームのように考えて生きてきたが、2年間も恋人を待ち続けるOL・村瀬亜樹(竹内結子)と出会い惹かれていく。プライドの高いハルが真剣に人を愛することを知り、氷上の情熱とともに展開するスポ根ラブストーリー。 タイトルバックは、アイスホッケーの試合シーンで構成、ドラマ中ではなかなか描かれない試合シーンを丁寧に描くことで、アイスホッケードラマであることを視聴者にアピールする目的。2分間に約200カットの映像を詰め込んだ。ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
84
「FIRE BOYS〜め組の大吾〜」タイトルバック, プロデューサー:現王園佳正, 監督:武内英樹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2004年01月06日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出および火災シーンのVFX担当。 人気コミック「め組の大吾」(曽田正人「少年サンデーコミックス」)を原作にした、感動のヒューマンドラマ。幼い頃に消防士に救われた少年・朝比奈大吾(18歳)が新米消防士となり、伝説の消防士が率いる「めだかヶ丘出張所」(通称“め組”)に配属され、仲間たちと共に奮闘し、一人前の消防士へと成長していく姿を描く。 タイトルバックは、写真のコラージュ風のアニメーションで構成、主人公の成長をアナログテイストで(デジタル技術を活用し)表現した。 
85
「ユーミンスペシャルライブ」(音楽ライブ番組), プロデューサー:長尾賢治, 海津亮, 演出:冨士川祐輔, 映像,  2003年12月28日 - 現在, , 2002年7月に開催された逗子マリーナでの野外ライブ「SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.16」コンサートおよびそのバックステージを収録した番組。NHK BS2にて放送。 番組の構成、演出を担当。 海と空に囲まれた開放的なロケーションの中、ユーミンのパフォーマンスと水上・水中演出が融合する幻想的なステージを、臨場感あふれる映像で届けるとともにコンサートの裏側やオフの様子を紹介。 
86
「あなたの隣に誰かいる」タイトルバック, プロデューサー:鈴木吉弘, 監督:林徹, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2003年10月07日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 松本梓(夏川結衣)と夫の欧太郎(ユースケ・サンタマリア)は父親の残した家を郊外の住宅地に相続し、家族と共に引っ越した。しかし、その住宅街は奇妙な住人や奇妙なルールに溢れていた。さらに奇妙な出来事が次々と起こり、松本家の家庭内にも次第に亀裂が走り始める。やがて隣人の澤村(北村一輝)が正体不明の不気味な存在として松本家に関わり始め、家族に恐怖と混乱がもたらされるホラーサスペンス。 タイトルバックは、主人公・梓が誰かから逃れるように家の中を彷徨う様子をモーフィングなど様々なエフェクトを使い、ホラーテイストで描いた。 
87
「Dr.コトー診療所」タイトルバック, プロデューサー:土屋健, 監督:中江功, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2003年07月03日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 山田貴敏の漫画を原作にした、離島医療を描いた人間ドラマ。沖縄県八重山諸島の架空の離島 志木那島(しきなじま)、医師不在のこの島を舞台に、東京から外科医・五島健助(通称:コトー先生/吉岡秀隆)が、次々と命の危機に立ち向かい、住民との信頼関係を築いていく物語。 タイトルバックは、美しい島の景色と、長年放置され朽ち果てた診療所が再生する様子を描くことで物語のコンセプトを形にした。 
88
「WATER BOYS」タイトルバック, プロデューサー:船津浩一・柳川由起子, 監督:佐藤祐市, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2003年07月01日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 男子高校生たちが男子シンクロ(水泳)部を結成して奮闘した映画『ウォーターボーイズ』から2年後。同じ唯野高校水泳部を舞台に、新たなメンバーがシンクロナイズドスイミングに挑戦する物語。映画版のキャラクター(佐久間先生や水泳部OB)も引き続き登場し、個性豊かな男子生徒たちが繰り広げる学園青春学園ドラマ。 タイトルバックは、最終回の後のある日を設定。最終回でのシンクロを成功させたメンバーが久しぶりに再び学校に集まり、シンクロをする様子を描いた。最終回まで視聴者が見られないシンクロを見せる目的と物語ではフィーチャーされないシンクロメンバーの晴れ舞台として制作した。 
89
YUMING SURF&SNOW in Zushi Marina Vol.16(DVD), EMIレコーズ, 映像,  2003年02月05日 - 現在, , 2002年7月、神奈川・逗子マリーナのガーデンプール特設会場で開催された野外コンサート「YUMING SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.16」の模様を収めたライブ映像作品。 ライブビデオの監督を担当。 ユーミンがステージとプールを行き来しながら歌い踊り、水中ではアーティスティックスイミングによる華麗でダイナミックな演出が展開。自然と音楽、身体表現が融合した幻想的なライブ本編に加え、舞台裏のドキュメントや逗子マリーナ公演の歴史を振り返る映像も収録。 
90
「いつもふたりで」タイトルバック, プロデューサー:鈴木吉弘, 監督:中江功, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2003年01月06日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 ラブストーリー。雪深い町で育った幼なじみの谷町瑞穂(松たか子)と黒澤祐(坂口憲二)。“友達同士は恋人になれないの?”という問いを胸に、新人文学賞を受賞した瑞穂は上京し、小説家になる夢に挑むが現実の壁にぶつかる。彼女は同郷の幼なじみ祐の部屋に転がり込み、二人はちょっとおかしくて切ない同居生活を始める。 タイトルバックは、幼馴染の恋愛というストーリーを表現するために、ダイアリーをモチーフにページに描かれた二人のイラストが動き出し様々なシチュエーションが展開するという構成で制作した。ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
91
「薔薇の十字架」タイトルバック, プロデューサー:喜多麗子, 監督:光野道夫, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2002年10月10日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 妻(石田ゆり子)と子供のいない夫、そして独身で子供が欲しい女(天海祐希)との間で繰り広げられる“夜メロ”ドラマ。子供という存在を巡り、男女の愛憎劇が展開する大人のラブストーリー。 タイトルバックでは、パーティの会場を撮影した固定カメラの設定で、様々な場所で起こるトラブルが少しずつ連鎖していく様子を逆再生などを混ぜながら、因果を謎解き風に見せドラマのコンセプトを描いた。 
92
「恋愛偏差値」タイトルバック, プロデューサー:栗原美和子, 監督:佐藤祐市, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2002年07月04日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 直木賞作家・唯川恵の恋愛小説を原作に、4話完結の物語×3章で構成されたオムニバスドラマ。第1章「燃えつきるまで」(中谷美紀)、第2章「Party」(常盤貴子)、第3章「彼女の嫌いな彼女」(財前直見/柴咲コウ)の各ストーリーで現代女性の恋愛と葛藤を描く。 タイトルバックは、4人の主役を同シチュエーションで撮影、それぞれの異なるあるいは同じになる行動を描き、それぞれの女性たの違い、個性を描いた。 
93
「空から降る一億の星」タイトルバック, プロデューサー:高井一郎, 監督:中江功, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2002年04月15日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 ラブサスペンスドラマ。独身刑事の堂島完三(明石家さんま)は妹の優子(深津絵里)と二人暮らし。女子大生殺害事件を担当する完三は、知人の誕生日パーティーで出会ったコック見習いの片瀬涼(木村拓哉)に不穏な気配を感じる。一方で優子は涼に惹かれていく。やがて涼の失われた記憶とそれに関わる完三・優子・涼のそれぞれの秘密が解き明かされるとともに、悲劇へと向かっていく物語。 タイトルバックでは、物語のラストシーン「湖で死ぬ二人」から逆算し、湖の底から見上げる湖面を空に見立て、ドラマの中で明かされる様々な謎をパズルのピースにし、それが空から降る星のように水中を漂う様子を1カットでCGで描いた。パズルの絵柄には物語の謎のヒントを毎話少しずつ提示する形で、ファンが楽しめるような演出も施した。ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
94
Mr.Children「1992〜2001 光の射す方へ」(音楽ドキュメンタリー番組), プロデューサー:波止康夫, 長井延裕, ディレクター:冨士川祐輔, 映像,  2001年12月25日 - 現在, , Mr.Childrenの10年間にわたる音楽活動(1992年〜2001年)を記録したドキュメンタリー番組。フジテレビにてオンエア。 番組ディレクターを担当。 アーカイブ映像やインタビュー、コンサート映像、ミュージックビデオ、ナレーションを織り交ぜながら、その歩みを時系列で丁寧にたどり、映像を通じて彼らの軌跡をひとつの“物語”として描くことを試みた。 1994年、「innocent world」でチャート1位を獲得、日本レコード大賞を受賞。『Atomic Heart』や「Tomorrow never knows」の記録的なヒットによって、彼らは一躍国民的バンドとなった。しかしその裏には、急激な成功による重圧と疲弊が存在していた。1997年、東京ドーム公演のあとに発表された活動休止の報は、まさにその象徴だった。そして1998年、「終わりなき旅」での再始動。2001年には2枚のベストアルバムがミリオンセールスを記録し、彼らは再びその存在感を世に示すこととなる。この作品では、彼らの10年間をただのヒットチャートの記録としてではなく、時代と共鳴しながら揺れ動いた“人間”としての彼らの姿に焦点を当てた。Mr.Childrenという存在が“光の射す方へ”と進み続けた10年を描いたドキュメンタリー。 
95
「非婚家族」タイトルバック, プロデューサー:小岩井宏悦, 監督:光野道夫, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2001年07月05日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 物語は、仕事と家庭の両方で挫折した男(真田広之)が、10年ぶりに再会した元妻(鈴木京香)に支えられながら、壊れた家族との関係を取り戻そうとするヒューマンドラマ。妻に去られ、職も失った主人公が、かつての妻や子どもと向き合い直し、家族の再生に向けて歩み出す姿を描く。 タイトルバックでは、VFXを駆使して主人公の静かな日常をワンカットで構成。食卓、通勤、現在の妻との出会い、結婚、出産といった人生の断片を、視点が流れるように連続して描くことで、“物語の始まり”に至るまでの時間を可視化、本編の物語へと自然に導く構成とした。ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
96
「ムコ殿」タイトルバック, プロデューサー:栗原美和子, 監督:木村達昭, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  2001年04月12日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 物語は、人気スター歌手(長瀬智也)が一般家庭の娘(竹内結子)と極秘結婚し、彼女の大家族に“ムコ入り”するところから始まる。スーパーアイドルという華やかな肩書きを持つ主人公が、価値観も生活スタイルも異なる個性豊かな家族に囲まれ、騒がしくも温かな日常に奮闘するホームコメディ。 タイトルバックでは、アイドル的な煌びやかさと家庭の素朴な生活感を対比的に描くため、楽譜をベースに2Dグラフィックを基調に構成。軽やかなリズムと遊び心を映像に織り込み、芸能界の非日常と庶民的な日常が交錯する世界観を、ユーモラスかつスタイリッシュに表現した。 
97
クイズ$ミリオネア(クイズ番組), プロデューサー:松尾利彦, 演出:田中経一, CGディレクター:冨士川祐輔, 映像,  2000年04月20日 - 2013年01月02日, , 2000年より放映された英国発のクイズ番組「クイズ$ミリオネア」の日本版制作において、メインスタッフとして参画し、オンエアグラフィックスおよびクイズシステムを統括。 出題・効果音・照明といった番組内の全演出要素をコンピューターで制御するシステムを日本向けに最適化、また、番組収録時のクイズシステム運用および番組CG制作も統括した。 
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YUMING SPECTACLE SHANGRILA 1999(DVD), EMIレコーズ, 映像,  1999年12月22日 - 現在, , 1999年夏、全国5都市で44公演・約32万人を動員した松任谷由実のスペクタクルショー「シャングリラ1999」の模様を収めたライブ映像作品。コンサートにサーカス、シンクロナイズドスイミングを融合させた斬新な演出で、「理想郷(シャングリラ)」というテーマを壮大なスケールで視覚化。音楽・身体表現・映像が一体となった、劇場型ライブステージの記録映像。ライブビデオの監督を担当。 
99
「氷の世界」タイトルバック, プロデューサー:喜多麗子, 監督:光野道夫, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  1999年10月11日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 物語は、ローズ生命の保険調査員・廣川英器(竹野内豊)が、女性教師の転落死事件を追う中で、謎めいた女性・江木塔子(松嶋菜々子)と出会い、彼女に惹かれながらも疑念を抱いていくサスペンスミステリー。 タイトルバックでは、氷のような質感を持つCG映像を用い、冷たく透明な氷の表面に揺らぐ像を映し出すことで、真実と虚像が交錯する物語の世界観を象徴的に表現した。ザテレビジョンドラマアカデミー賞タイトルバック賞受賞。 
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「風の時代」(藤井フミヤ・シングルCD)ミュージックビデオ/CM, ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ, 映像,  1999年04月28日 - 1999年07月28日, , 藤井フミヤのシングルCD「風の時代」のミュージックビデオおよびCM演出を担当。 楽曲が描く広がりと孤独感を表現するために、藤井フミヤが宇宙船で未知の星を目指して航行するストーリーを企画、構成。コールドスリープ中の彼の姿と、夢の中で展開される幻想的なビジュアル世界を、モーションコントロールカメラやCGなどを駆使し表現。現実と夢想、静寂とイマジネーションが交錯する映像詩的な作品に仕上げた。 
101
「セミダブル」タイトルバック, プロデューサー:栗原美和子, 監督:光野道夫, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  1999年04月14日 - 現在, , ドラマのタイトルバックを演出を担当。 冷徹な心理学教授・神宮寺祥(中井貴一)を主人公に据えた、影を帯びたラブストーリー。愛に飢えた彼が、元モデルの女性と出会い、少しずつ心をひらいていく様子を、深いテーマを内包しつつも軽やかなトーンで描く。 タイトルバックでは“セミダブルのベッド”をモチーフに、特殊な撮影技法を用いて立体的に構成。回転するベッドの映像の中で次々に人物が入れ替わることで、主人公の心の揺らぎと物語の多層性を視覚的に表現した。 
102
「WITH LOVE」タイトルバック, プロデューサー:喜多麗子, 監督:本間欧彦, タイトルバック:冨士川祐輔, 映像,  1998年04月14日 - 現在, , ドラマのタイトルバック演出を担当。 物語は、作曲家・天(竹野内豊)が誤送信したメールをきっかけに、見知らぬ女性・雨音(田中美里)と“メル友”として交流を深めていくラブストーリー。 互いに素性を明かさぬまま、メールだけで惹かれ合っていくふたりの距離感と切なさを、タイトルバックで表現した。 
103
「PRESENTS」(My Little Lover・アルバムCD)CM, トイズファクトリー, 映像,  1998年02月18日 - 1998年05月18日, , My Litte Loverアルバム「Presents」のテレビCM。 CM監督を担当。 ジャケット写真を使い、その世界観をCG空間上に再構築。アルバム全体の持つ空気感と楽曲のトーンを視覚的に表現した。 
104
「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」(サザンオールスターズ・シングルCD)テレビCM, タイシタレーベル, 映像,  1996年05月12日 - 1996年08月12日, , サザンオールスターズのシングルCD「愛の言霊」のCM演出を担当。 口にくわえたチェリーのジャケットビジュアルをモチーフに、口の中からさまざまなモチーフが現れる様子をCGで描写。歌詞をタイポグラフィとして映像空間に配置し、音と言葉、ビジュアルが有機的に絡み合うよう構成。楽曲が持つ幻想的で官能的な世界観を、映像として立体的に可視化した。 

 

出展・上演等
No.展示会等の名称, 主催者, 企画区分, 発表年月, 概要 
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InterBEE 2022, , 協会・団体,  2022年11月16日 - 2022年11月18日, 2022年11月16日(水)〜18日(金)に幕張メッセで開催されたメディア総合イベント「Inter BEE 2022」に出展し、動画内に広告情報を埋め込む新しいAVODサービス「iCADs(アイキャズ)」を展示。iCADsは、コンテンツ本編中に広告や商品情報を自然に挿入するイン・コンテンツ・アド(in Contents Ads)の略称で、視聴体験を中断させることなく広告効果を生む新たなアプローチ。企画・開発を担当。 会場では、iCADsを実際に活用したオリジナルドラマ「片想いの彼のために捜査してたら、いつのまにか名探偵になりました。(仮)」を、プレイスメント前・後の映像とともにデモ展示し、視覚的にその効果を比較できる形式で公開。また、NTTデータが提供する脳科学×AI技術「NeuroAI®/D-Planner®」を用いて、iCADsによる広告の印象変化や行動影響の科学的分析結果も紹介した。 さらにブース内では3つのセミナーを実施。「iCADsの営業的可能性」「広告効果の科学的検証」「iCADsドラマ制作現場の実体験」をテーマに、冨士川とNTTデータの担当者、制作陣が登壇し、広告とコンテンツ融合の未来についてディスカッションした。 
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アドテック東京2022, , 協会・団体,  2022年10月20日 - 2022年10月21日, 2022年10月20日・21日にアジア最大級のマーケティングカンファレンス「ad:tech tokyo 2022」にて動画内広告サービス「iCADs」を出展。「iCADs(in Contents ADs)」とは、配信映像に広告情報を埋め込むAVODサービスで、視聴途中に広告で中断されず、快適な視聴体験を提供する一方、広告主にとっては番組内での新たな広告接点とブランド認知の機会創出となる新しい広告アプローチ。企画・開発を担当。 同サービスを実装したオリジナルドラマ「片想いの彼のために捜査してたら、いつのまにか名探偵になりました。(仮)」も制作・初公開され、広告挿入前後の映像比較デモとして展示。さらに、NTTデータの「NeuroAI®/D-Planner®」を活用し、視聴者の脳活動からiCADsによる広告前後での印象変化や行動変容を科学的に推定する実証も行われ、その分析結果を展示。 展示ブースでは、iCADsの将来可能性・広告効果の客観的評価・ドラマ制作で得られた知見などをテーマに、冨士川とNTTデータの担当者、制作陣が登壇し3つのセッションを開催した。 
3
MWC19 Barcelona, , 協会・団体,  2019年02月25日 - 2019年02月28日, 2019年2月25日から28日にスペイン・バルセロナで開催された世界最大級のモバイル展示会「MWC19 Barcelona」のNTTドコモブースにて、5G技術の特性を活かしたビジネス協創の最新事例として「ジオスタ・サッカー」を展示。「ジオスタ・サッカー」は、ARとクラウド処理を活用して選手やボールの位置情報をリアルタイムに可視化し、ユーザーがスマートデバイスを通じて多視点・自由視点で観戦できる、次世代のスポーツ視聴体験を提案する実証プロジェクト。5G時代のメディア体験の可能性を提示する取り組みとして高い注目を集めた。企画・開発を担当。 
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i-muse, , 企業,  2018年04月24日 - 現在, 株式会社IHI(豊洲IHIビル)のエントランスにある企業ミュージアム「i-muse」のリニューアルに伴い、空間のコンセプト設計およびコンテンツ制作を担当。 空間には、高さ約3メートルの自立式デジタルモニター12本を配置。それぞれの柱型モニターには、IHIの企業史や製品開発の軌跡などが体系的に蓄積・表示されるように設計、来場者が「IHIがものづくりにかけた情熱の歩み」を映像と音で直感的に体験できる構成とした。 
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Mobile World Congress 2018, , 協会・団体,  2018年02月26日 - 2018年03月01日, 2018年2月26日から3月1日までスペイン・バルセロナで開催された世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2018」のNTTドコモのブースにて、5G技術の特性を活かした最新のユースケースとして「ジオスタ・スーパーフォーミュラー」を展示。 本プロジェクトは、2017年に開催されたスーパーフォーミュラ開幕戦(鈴鹿サーキット)の実際のレースデータを用い、フォーミュラーカーの走行情報をARとクラウド処理によってリアルタイムに可視化。観客はスマートデバイスを使い、コース上の各車の動きを自由な視点から多角的に観戦することができるというもの。これにより、モータースポーツにおける次世代の観戦体験を提案し、5Gがもたらす「高速・大容量通信」「低遅延」「多接続」の利点を体感できる先進的なコンテンツとして注目を集めた。企画・開発を担当。 
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Tokyo Idle Festival 2017, , 企業,  2017年08月04日 - 2017年08月06日, 2017年8月4日から6日に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」にて、5G技術を活用した次世代ライブ体験「JidorAR(ジドラー)」を「NTTドコモ×フジテレビ 5G STAGE」にて披露した。企画・開発を担当。 「JidorAR」は、「自撮り+AR」をコンセプトに、自身の3DスキャンデータをスマートフォンのARアプリ上に反映し、実際にはステージにいなくても、アイドルと一緒にステージ上で踊る“自分のアバター”を映像として体験・記録できる新感覚のARコンテンツ。5Gの「高速・大容量通信」という特性を活かした次世代没入型エンターテインメントの実証として注目された。ステージでは、8月4日に「まねきケチャ」、5日に「大阪☆春夏秋冬」、6日に「sora tob sakana」と人気アイドルが出演。抽選で選ばれた各日100名のファンが、グループごとの世界観にあわせて自身のアバターで“共演”するという体験を楽しんだ。未来のライブ体験のかたちを提案する実験的かつ先進的な取り組みとして、大きな話題を呼んだ。 
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ジョジョの奇妙な冒険・ザ・リアル 4-D, ユニバーサル・スタジオ・ジャパン, 企業,  2017年06月30日 - 2017年10月01日, 「ジョジョの奇妙な冒険・ザ・リアル 4-D DIOの世界」は、2017年6月30日から10月1日までユニバーサル・スタジオ・ジャパンで上映された4Dアトラクション。空条承太郎と宿敵DIOの壮絶な死闘に、観客自身が“スピードワゴン財団の特殊部隊員”として参戦するという没入型の演出が大きな話題を呼んだ。総合演出を担当。 物語は、巨大輸送ヘリに乗った観客がエジプト・カイロ市街地に降下するシーンから始まる。すでに戦闘を開始している承太郎とDIOの激突に、観客=特殊部隊員が突入、観客はスタンドを見るための特殊ゴーグル(3Dメガネ)、承太郎の視界と同期する腕時計型デバイス、そしてDIOにダメージを与える紫外線照射銃(UV銃)を装備し、承太郎の援護に加わるというストーリー。映像はフルCGによる高精細3Dで制作され、スタンドの攻防や擬音文字が立体的に空間を駆け巡るなど、アニメ「ジョジョ」の世界観を忠実に再現。音響面では、大音量の立体サラウンドが劇場全体を包み込み、可動式のシートは、映像に合わせて前後左右に激しく振動するように演出、スタープラチナの一撃やDIOの衝撃波を、椅子を通じて身体で体感できるようにした。加えて、拳と拳の激突に呼応して吹きつける風、DIOの攻撃で飛び散る水しぶきなど、4Dならではの特殊効果で臨場感を高めた。 
8
slice of time, nendo, 企業,  2016年10月20日 - 2016年10月23日, デザインオフィスnendoが、イタリアの高級時計ブランド「PANERAI」のために手がけたインスタレーション。「時間」を物理的な「長さ」に変換するというコンセプトのもと、16mの押出成型された“透明な抜け殻の時計”を少しずつスライスし、来場者の年齢(=mm)に応じた時計パーツとして切り出して提供。各工程は歯車のように連動する円形アトリエで行われ、5分おきに1点ずつ製作される時計によって、素材は次第に短くなり、すべてが消えると終了するというインスタレーション。 このイベントコンセプトを具現化する別のインスタレーションを担当。スライス前の16mの押出成型された“透明な抜け殻の時計”にプロジェクションマッピングし、光によってスライスされていく様子を演出・表現した。 
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50 manga chairs, nendo, 画廊,  2016年09月08日 - 2016年10月29日, ニューヨークのギャラリー「Friedman Benda(フリードマン・ベンダ)」にて開催された デザインオフィスnendo のインスタレーション「50 manga chairs」において、空間演出を担当。 全体がミラー(鏡面)仕上げされた椅子の特性を最大限に引き出すため、ギャラリーの壁面360度にわたって一続きの映像をプロジェクションマッピングで投影。椅子自体が空間を反射し、映像と融合することで、実体と映像が交錯する没入的なインスタレーション体験を創出した。椅子、映像、空間が一体となった演出により、「50 manga chairs」のコンセプトである“記号と物質のあいだ”を体感できる空間を作り上げた。 
10
6つの「スキマ」の回顧展, nendo, 美術館・劇場,  2016年06月01日 - 2016年10月29日, イスラエル・ホロン デザイン ミュージアムにて5カ月間にわたり開催された、デザインオフィスnendo初の大規模個展。本展のための28本のアニメーション映像の制作・演出を担当。 展示は、nendoの創造の出発点である「スキマ」を可視化し、来場者がその思考のプロセスを体感できる構成。「製造工程のズレ」「素材と素材のあいだの曖昧な領域」「モノと人、内と外などの境界のぼかし」「モノの内部構造の変化」「複数要素間の関係性の再構築」「視覚と他の感覚の接点」の6つのテーマに基づいて作品を分類。それぞれのスキマに新たな価値や気づきの可能性を見出す構成。会場では、高さ900mmの腰壁で展示空間を緩やかに区切り、開放性と独立性を両立。壁の内側には白い小石が敷かれ、配線の隠蔽や構造の安定も兼ね、また腰壁には小窓も設けられ、さまざまな角度から鑑賞できる形になっており、人と作品のあいだに“ちょうどよい距離”を生む設計だった。 来場者は会場で専用アプリをダウンロードすることで、各作品の近くで対応するアニメーション映像をスマートフォンで視聴可能。これにより、作品の背景にあるアイデアや概念を直感的に理解できる仕組みが提供された。 
11
商業施設の映像演出, Siam Discovery, 企業,  2016年05月01日 - 2017年03月31日, デザインオフィスnendoが主導した、タイ・バンコクの大型商業施設「Siam Discovery」の全面リニューアルプロジェクトに参画。来館者の視覚的なインデックスとして設計された吹き抜け空間に積層された202個のフレーム状ボックスにランダムに設置された約100台のモニターを活用した映像インスタレーションの演出を担当。 各モニターに映し出される映像は、建築空間の構造やリズムと呼応するようにデザイン、個々のモニターが連動しながら動的に変化。映像が壁面全体に波のように広がっていくことで、建築そのものが“呼吸し、鼓動する”かのようなダイナミズムを演出した。施設全体がひとつの巨大なメディアとして機能する、没入型の空間体験をデザインした。 
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50 manga chairs, nendo, 協会・団体,  2016年04月12日 - 2016年04月17日, デザインオフィスnendoのインスタレーション作品「manga chair」。 ミラのデザインウィークにて、サン・シンプリチャーノ聖堂で展示。 日本の漫画が持つ記号性や平面性、漫画の構造がもつ「コマの連続性」を家具デザインに応用、シンプルな椅子をグリッド状に50脚並べ、それぞれを独立した家具としてではなく、互いに連関する“場面”として構成された作品。文化的に深く根付いた日本の漫画表現を家具に翻訳することで、記号と空間の新たな関係性を提示すると同時に、視覚的ストーリーを通じて“動き出す家具”という体験を生み出している。 コンセプトアニメーションを担当。アニメーションはその思想を端的に伝えるコンセプトビジュアルとして制作され、会場のサン・シンプリチャーノ聖堂の廊下壁にプロジェクション、展示作品のコンセプトをより強く印象づける役割を果たした。 
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「オシリスの天秤」上映&トークセッション, フジテレビ, 美術館・劇場,  2015年10月31日 - 2015年10月31日, FODオリジナルアニメ『オシリスの天秤』の上映会およびトークセッションにて、企画・プロデュース・監督を務めた立場から登壇。主演声優・梶裕貴氏とともに、作品の制作背景や演出に込めた意図、キャラクター設計の裏話など、普段は語られることのない制作秘話を交えながら、作品の魅力について語り合った。 
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colorful shadows, nendo, 自治体,  2015年05月01日 - 2015年10月31日, ミラノ万博日本館内の「クールジャパンデザインギャラリー」の展示映像制作を担当。 デザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏が総合デザインを担当。13産地・16品目の工芸品で構成され、すべて「黒」を基調とした空間演出。これは谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』に着想を得たもので、色彩を排除することで素材の質感や職人技を際立たせる狙い。展示台にはテーブルと椅子を用い、俯瞰的に作品を見渡せる工夫が施された。制作した映像は、展示コンセプトと16品目を紹介するもの。 
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両さん・悟空・ルフィの球体パニックアドベンチャーリターンズ, フジテレビ, 企業,  2004年07月17日 - 2004年09月05日, 2004年夏に開催された「お台場冒険王2004」における目玉企画。構成および総合演出を担当。約63万人を動員した。 内容は、こち亀の両さん、ドラゴンボールの悟空、ワンピースのルフィという、ジャンプを代表するアニメキャラクター3名が力を合わせてお台場の平和を守るというオリジナルストーリーで、テレビ放送では実現不可能なコラボレーションを体験型アトラクションとして実現した。舞台は、フジテレビ本社ビル25階の球体展望室。6面の窓を25メートルの超ワイドスクリーンおよび300インチのマルチスクリーンに変換。6台のプロジェクターによる同期映像出力に加え、照明、特殊効果、6.1チャンネルの立体音響、さらには体感音響装置(ボディーソニック)を用いた身体への振動演出を組み合わせ、没入感とインパクトのある演出設計を行った。映像は約10分。実際の展望室から見えるお台場の街を舞台に、アニメのヒーローたちが力を合わせて街の危機を救うというオリジナルストーリー構成を制作。キャラクターの世界観が異なる中で、違和感なく物語を成立させるため、各キャラクターの持ち味を最大限活かしつつ、共闘の必然性が生まれるシナリオを作成した。 
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YUMING SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.16(コンサート), , 美術館・劇場,  2002年07月26日 - 2002年07月28日, 逗子マリーナ・ガーデンプールで開催されたサマーリゾート・コンサート。 コンサート映像演出を担当。 ユーミンはメインステージとプール上を自在に行き来しながら歌い踊り、空間全体を舞台とするダイナミックな演出を展開。水中ではアーティスティックスイミングのスイマーたちがアクロバティックなパフォーマンスを披露し、音楽と水上・水中演出がシームレスに融合した幻想的なステージを創出。 
17
Mr.Children CONCERT TOUR POPSAURUS 2001 (コンサート), , 美術館・劇場,  2001年07月14日 - 2001年09月24日, Mr.Children初のベストアルバム2作のリリース直後に開催された、デビュー9周年の集大成となるスタジアムツアー。 コンサート映像演出を担当。 全国10都市15公演で約60万人を動員。巨大なステージセットに組み込まれた大規模LEDビジョンを駆使し、オープニングからエンディングまで全編を通して一貫した映像演出を展開。楽曲のメッセージとシンクロする映像世界を構築することで、視覚と音楽が一体となった“物語としてのライブ体験”を創出した。 
18
Mr.Children Concert Tour Q(コンサート), , 美術館・劇場,  2000年10月14日 - 2001年02月23日, 9thアルバム『Q』を携え、全国13都市35公演にわたって開催されたアリーナツアーにて、「Everything is made from a dream」の映像演出を担当。楽曲の世界観を可視化するために「鉄腕アトム」の映像を用い、懐かしさと未来感が交錯する独自のビジュアル表現を展開した。 
19
YUMING SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.15(コンサート), , 美術館・劇場,  2000年08月04日 - 2000年08月08日, 神奈川県・逗子マリーナのガーデンプールに特設ステージを設置して行われた野外コンサート。 コンサート映像演出を担当。 海風が吹き抜ける開放的なロケーションを活かし、映像と楽曲、ダンスがシンクロするように設計。ステージ全体を“動く風景”となるよう映像演出した。 
20
藤井フミヤコンサート Time of the Wind, , 美術館・劇場,  1999年07月15日 - 1999年10月07日, クラブ空間をイメージし、ステージ床面に映像モニターを埋め込んで電飾的に活用したコンサート。 コンサート映像演出を担当。 客席はステージを上から見下ろす構造となっており、映像と照明が一体となった視覚演出が観客を包み込む。フロア自体が発光ときに映像となる演出により、ライブ空間に独自の没入感と高揚感を生み出した。 
21
YUMING SPECTACLE SHANGRILA(コンサート), , 美術館・劇場,  1999年06月12日 - 1999年09月17日, 1999年に開催された、松任谷由実による大規模なエンターテインメント・ショー。 映像演出を担当。 東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の全国5都市で全44公演を実施し、約32万人を動員。ロシアから招聘したサーカス団やアーティスティックスイミングチームがユーミンの楽曲と共演し、水・氷・空中を舞台に繰り広げられる華麗なパフォーマンスが観客を魅了。テーマは「理想郷(シャングリラ)」。4つの異なる世界観を描いたオムニバス形式で構成され、幻想的で壮大な世界観を映像演出として支えた。 
22
globe tour 1999 Relation(コンサート), , 美術館・劇場,  1999年03月10日 - 1999年05月25日, 1999年、4thアルバム『Relation』を携えて、globe初となるアリーナツアーを開催。 コンサート映像演出を担当。 全国で約30万人を動員した。ライブのテーマは「悪夢」。映像演出はモニターを使用せず、スモークや紗幕といった不定形な素材へのプロジェクションにより、不確かで不穏な世界観を視覚的に表現した。 
23
藤井フミヤコンサート Ark, , 美術館・劇場,  1998年09月19日 - 1998年12月31日, 藤井フミヤ本人がプロデュースしたコンピューターグラフィックスを主軸に構成されたコンサート。 映像演出を担当。 映像はステージ全体と有機的に連動し、楽曲の世界観を視覚的に拡張。動きのあるCGによって、ライブ空間そのものが変化し続けるような没入型演出を実現した。 
24
globe tour 1998 Love again(コンサート), , 美術館・劇場,  1998年07月12日 - 1998年08月03日, 1998年7月から8月にかけて、アルバム「Love again」を携えた全国ツアー。 コンサート映像を演出。 ナゴヤドーム、福岡ドームに加え、阪急西宮スタジアムや横浜スタジアムといった野外会場を含む4都市7公演を実施。globeデビューからの3年間を総括する集大成的なツアーとなった。コンサートのテーマは“TVショー”。ステージ上にはテレビを模した可動可能な大型LEDスクリーンを5台を設置、globeの歩みを振り返るオープニング映像からコンサート全編を通してテレビ番組を模した演出を展開した。 
25
藤井フミヤコンサート Pure White, , 美術館・劇場,  1997年09月20日 - 1997年12月31日, 藤井フミヤ本人がプロデュースしたコンピューターグラフィックスを、移動式の5基の映像タワー上で展開させたコンサート。映像は楽曲と連動しながらステージ全体を立体的に彩り、視覚と音楽の融合によるダイナミックな空間演出を実現した。映像演出を担当。 
26
TK PAN-PACIFIC TOUR '97 IN TAIPEI(コンサート), , 美術館・劇場,  1997年05月27日 - 1997年05月28日, 小室ファミリー【TRF、globe、安室奈美恵】らが出演したライブイベント。台湾台北市のサッカー場で開催、2日間で約5万人を動員した。サッカー場に設営された野外ステージに60台のモニターを設置、ライブ映像とビジュアル素材を楽曲に合わせてダイナミックに展開した。映像演出を担当。 
27
globe@4_domes(コンサート), , 美術館・劇場,  1997年03月01日 - 1997年03月24日, 1997年3月、日本初の全国4大ドームツアー「globe@4_domes」を開催。大阪・福岡・名古屋・東京の4都市を巡り、全7公演を実施。巨大ステージに設置された120台のモニターが連動し、空間全体を包み込むようなダイナミックな映像が展開された。映像演出を担当。 
28
藤井フミヤコンサート Orion, , 美術館・劇場,  1996年09月27日 - 1996年12月31日, 藤井フミヤがデザインした宇宙船「SHRINE」に観客を乗せ、オリオン座への旅を繰り広げるというコンセプトのもと、ステージ全体を宇宙船に見立てて構成されたライブ。その世界観を補完・拡張する要素として映像制作。映像演出を担当。 

 

メディア報道
No.タイトル, 種別, 発行元・放送局, 番組・新聞雑誌名, 報道年月(日) 
1
ABEMA、ドラマに「後付け」広告 AIで商品画像合成, 新聞・雑誌, , 日経新聞, 2024年11月04日 
2
作ってるヤツの顔が見てみたい, テレビ・ラジオ番組, フジテレビ, 作ってるヤツの顔が見てみたい, 2023年09月26日 
3
フジテレビが開発するプレイスメントサービス「iCADs」AI活用で完成後の作品に新広告掲載が可能に?!, インターネットメディア, , クリエイターズ ステーション, 2023年03月15日 
4
共創で生まれる理想の「テレビ」とは?, 新聞・雑誌, , 宣伝会議 2022年8月号, 2022年07月01日 
5
フジテレビ 「デジタルデザイン部」放送のポテンシャルを掘り起こす, 新聞・雑誌, , 月刊ニューメディア2022年8月号, 2022年07月01日 
6
動画にコンテンツを合成するフジテレビの「iCADs」ドラマで実証実験, インターネットメディア, , アドバタイムズ, 2022年02月25日 
7
テレビが大きな変化を迎える中 視聴者が“楽しめる”テレビCMとは?, 新聞・雑誌, , 宣伝会議 2021年3月号, 2021年02月01日 
8
フジテレビ、視聴データなどの連携でテレビCMをより戦略的に, 新聞・雑誌, , 宣伝会議 2020年12月号, 2020年11月01日 
9
派手さだけでない、静かな深みを併せ持ったVFX「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」, 新聞・雑誌, , CG WORLD 2018年9月号, 2018年08月01日 
10
Geroの恋するコミックナイト「オシリスの天秤」特集, インターネットメディア, , ナタリー, 2016年08月01日 
11
アニメ「信長協奏曲」特集、冨士川祐輔監督インタビュー, インターネットメディア, , コミックナタリー, 2014年07月07日 
12
本当にCG?VFX冨士川氏を直撃「不毛地帯」の舞台裏, 新聞・雑誌, , 夕刊フジ, 2010年02月25日 
13
フジテレビ、視聴データなどの連携でテレビCMをより戦略的に, 新聞・雑誌, , 宣伝会議 2020年12月号,   
14
動画にコンテンツを合成するフジテレビの「iCADs」ドラマで実証実験, インターネットメディア, , アドバタイムズ,   
15
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16
共創で生まれる理想の「テレビ」とは?, 新聞・雑誌, , 宣伝会議 2022年8月号,   
17
フジテレビが開発するプレイスメントサービス「iCADs」AI活用で完成後の作品に新広告掲載が可能に?!, インターネットメディア, , クリエイターズ ステーション,   
18
作ってるヤツの顔が見てみたい, テレビ・ラジオ番組, , フジテレビ,   
19
ABEMA、ドラマに「後付け」広告 AIで商品画像合成, 新聞・雑誌, , 日経新聞,   
20
本当にCG?VFX冨士川氏を直撃「不毛地帯」の舞台裏, 新聞・雑誌, , 夕刊フジ,   
21
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22
Geroの恋するコミックナイト「オシリスの天秤」特集, インターネットメディア, , ナタリー,   
23
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24
テレビが大きな変化を迎える中 視聴者が“楽しめる”テレビCMとは?, 新聞・雑誌, , 宣伝会議 2021年3月号,